ブレインフード・脳の栄養 ホスファチジルセリン コリン
脳に良い、食材・サプリメントを知っておくと便利です。 ストレスかかる時、ひらめきが必要な時、受験勉強、資格試験勉強のとき、下記の食材、もしくは栄養素、サプリメントを沢山とって、あたまに良い栄養を沢山送り込むと、大変有利です。2週間ぐらい続けると全然違いますよ。
食材で言うと
●青魚●大豆●卵の黄身●鮭●タケノコ●玄米●乳製品●クルミ●カニ●海老●アボガドなどです。
含有量や、消化吸収の問題、コスト、考えると食材だけよりも、サプリメントとの併用がいいです。脳に良い食材で作った食事の後に、ときどき、サプリメントも、補充するのか現実的でオススメです。
ブレインフードとしての、サプリメントの紹介です。
●PS(ホスファチジルセリン)●ホスファチジルコリン(レシチン)●DHA●EPA●アスタキサンチン●イチョウ葉エキス などです。
ブレインフード 特徴 と 分類 食材 サプリメント
ブレインフードの食べ物やサプリメントに含まれる有効成分は、いつくかに分類できます
○血流改善の効果のタイプ
【イチョウ葉エキス】には、血管を拡張して血流を改善し、酸素や栄養素を脳にスムーズに供給する働きがあり、ヨーロッパでは痴呆症の改善薬としても利用されています。記憶障害、耳鳴り、めまいの改善に期待できます。
【EPA】には血小板凝集抑制作用があり、国内では動脈硬化症の医薬品としても知られています。
【DHA】は細胞膜を柔軟性を高め、血流改善に役立ちます。
【ホスファチジルセリン】大豆由来のリン脂質で、脳の細胞膜の柔軟性を高め、血流を良くする働きがあります。アルツハイマー病の症状改善が確認されています。
○抗酸化・抗炎症のタイプ
【アスタキサンチン】は天然色素の一種で、強力な抗酸化物質です。また、血液脳関門を通過することができる数少ない抗酸化物質であり、脳内で活性酸素を抑えることで、脳細胞へのダメージを防ぐことが期待できます。
他にも抗酸化・抗炎症の栄養素はたくさんあります(ポリフェノールなど)
○神経伝達物質のタイプ
【チロシン】神経伝達物質「ドーパミン」の前駆体です。
【GABA】脳内に神経伝達物質を増やす手助けになります。
【オメガ3脂肪酸・αリノレン酸】「オメガ3脂肪酸」は、脳の伝達機能や神経活動の部位、構造のひとつでもあるシナプスを強め、記憶力のアップも期待できるといわれています。
【オメガ3脂肪酸・DHA】脳の神経細胞の膜の中にも存在し、脳の神経細胞が柔らかくなり、シナプスの神経伝達物質のやり取りを活性化して記憶力や学習能力の向上に役立ちます。それ以外にもDHAを摂取することによって、赤血球や細胞壁が柔軟になるといった効果もあります。
【レシチン・ホスファチジルコリン】脳や神経組織に多く存在している成分で、記憶力や学習機能の向上が期待されています。さらに、記憶に関係する脳の神経伝達物質アセチルコリンの原料となり、若い人から高齢者まで脳機能の改善することが確認されています。
【ホスファチジルセリン】加齢と共に減少したアセチルコリンを増やす作用が確認されています。
ブレインフードとしての食材
食材の紹介と、その食材に含まれる有効な成分です。
簡単に書くと、大豆、青魚、鮭、乳製品、卵、クルミ、カニ、海老、アボガド
大豆
(含まれる効果的な栄養素 トリプトファン・レシチン・ホスファチジルセリン)
(トリプトファン)
必須アミノ酸の一種で、脳内物質であるセロトニンのもととなります。トリプトファンは鎮静作用があります。
トリプトファン→5-ヒドロキシトリプトファン(5HTP)→セロトニン→N-アセチルセロトニン→メラトニンと変化します。最初の材料です。
(レシチン)
脳の神経伝達物質。リン脂質の一種であるレシチンは、脳や神経組織に多く存在している成分で、記憶力や学習機能の向上が期待されています。さらに、記憶に関係する脳の神経伝達物質アセチルコリンの原料となり、若い人から高齢者まで脳機能の改善することが確認されています。レシチン→コリン→アセチルコリン
(ホスファチジルセリン)
ホスファチジルセリンは脳への血流を改善し脳細胞を活性化させる効果があるため、認知機能障害,記憶障害,記憶力,注意力,判断力,集中力の改善など脳機能の向上に有効です。その他、気分の落ち込みや無気力,不眠などのうつ病の改善例もあります。脳の活性化に期待がもたれるホスファチジルセリンですが、その正体は細胞膜を構成するリン脂質(レシチン)の一種タンパク質と共に、細胞膜を形成する大変重要な物質です。 細胞内への栄養素の取り込みと、老廃物の排出と、脳内での血流を良くしたり、加齢と共に減少したアセチルコリンを増やす作用があることが確認されています。
近年になって分かってきたことに、注意欠陥多動性障害という意味を持つADHDといわれる症状があります。大人にも子供にもあり、注意力、集中力が弱く、さらに落ち着きがなく計画的に行動できないという症状が見られます。
脳機能の活性化の効果があるといわれているホスファチジルセリンはADHD症状にも効果的だということが近年わかってきました。1日200mgのホスファチジルセリンを2ヶ月間摂取した結果、症状の改善が認められると言う実験結果も出ています。さらに、1日ホスファチジルセリン100mgを3ヶ月摂取した実験では、3ヶ月目に顕著な改善の結果が見られました。大豆を原料にしたホスファチジルセリンは副作用がないため安心して使用できます。
1、神経細胞の膜を柔らかくして神経伝達をスムースに保つ
2、神経細胞の新陳代謝を活性化
3、シナプスの加齢による減少を防ぐ
4、神経伝達物質(主にアセチルコリン)の分泌促進
といった作用があります。
青魚含まれる効果的な栄養素 オメガ3系脂肪酸・DHAやEPA
(DHA)
脳には、脳に悪影響を及ぼす物をブロックする血液脳関門があります。DHAはここを通り抜けることができます。脳の神経細胞の膜の中にも存在し、脳の神経細胞が柔らかくなり、シナプスの神経伝達物質のやり取りを活性化して記憶力や学習能力の向上に役立ちます。それ以外にも赤血球や細胞壁が柔軟になるといった効果もあります。
(EPA)
血液脳関門を通り抜けることができませんので、直接の脳への効果に関しては期待することができません。しかし、血液をさらさらにする効果に関しては優れてて、血栓の予防や動脈硬化などに役立ちます。そのため、心筋梗塞や脳梗塞を防ぐこともできるので間接的には脳にも良い影響を与えます。血液がさらさらになるといわれるのは、DHAの働きではなくてこのEPAの働きによるものです。
乳製品(含まれる効果的な栄養素 トリプトファン・チロシン)
(トリプトファン)
必須アミノ酸の一種で、脳内物質であるセロトニンのもととなります。
トリプトファンは鎮静作用があります(睡眠導入効果もいわれます)
トリプトファン→5-ヒドロキシトリプトファン(5HTP)→セロトニン→N-アセチルセロトニン→メラトニンと変化します。最初の材料です、
(チロシン)
チロシンは私たちに活力を感じさせる物質です。魚、肉、卵、チーズやヨーグルトに含まれます。
カニやエビやオキアミやサケ(含まれる効果的な栄養素 アスタキサンチン)
アスタキサンチンは天然色素カロテノイド類の一種であり、強い抗酸化作用を持っていて、メラニンの生成を抑制したり、コレステロール値を改善したり、抗炎症作用があったりと身体に欠かせない成分であり、脳だけではなく目の機能にも良い成分となっています。
アボカド
(含まれる効果的な栄養素 オメガ9脂肪酸・オレイン酸)
アボカドは脂肪分が高いですが、そのほとんどが不飽和脂肪酸のオレイン酸で、悪玉コレステロールを下げる働きがあり、血液をサラサラにする効果があるのです。さらにアボカド100gに3.4mgも含まれているビタミンEにも血行を促進する効果があります。
クルミ(含まれる効果的な栄養素 オメガ3脂肪酸・αリノレン酸)
脳の活性化に有効な成分としてオメガ3脂肪酸が多く含まれています。『オメガ3脂肪酸』は、脳の伝達機能や神経活動の部位、構造のひとつでもあるシナプスを強め、記憶力のアップも期待できるといわれています。神経細胞のオメガ3脂肪酸が少なくなると、学習・記憶や認知・思考の能力が低下します
食材は料理にすればいいですが、栄養素はサプリメントで摂るといいです。アマゾンで手に入ります。
ちょっとマニアックな記事。プロの方とか深く知りたい人向け。
時間が無い人や、余り興味なければ、読まなくても結構です。
多分、参考になると想うこと、つらつら、いろいろ。聞いた話や、経験したこと、なども含めて書きます。
記事にはなりませんが、雑談だと思ってどうぞ。
●脳の栄養という考え方がまだ浸透してないですね。残念。知って欲しいな。
●コンビ二とか、インスタントとか、便利な食べ物には余り含まれていないものばかりです。
青魚とか、大豆とか、卵黄とか、鮭とか、海老カニとか。
●おばあちゃんの茶色いおかず、(煮物とか、常備菜とか)に多いものです
●自炊しないとね。
●実際は、大豆は豆腐や、がんもどき、厚揚げなどが良く摂り易く、 卵料理を毎日食べるようにして、 おかずに青魚を焼いたり、刺身や、魚団子にしたり、フライにしたり、 鮭を焼いたり、スープにしたり、するといいです。
●子供の脳の発達が心配なら、尚のこと、こういった料理を考えるといいです。2〜3ヶ月ぐらいすると、きっと反応が違いますよ。
●受験勉強があるなら、全食事をこの材料で組み立てるといいですよ。
●高齢者の脳のシナプスが心配なら、是非献立をこのようにするといいと思います。
●しない理由が無いです。
●脳のシナプス、全身のシナプスに影響大きいですよ。
●多分運動神経にも効くと思います。まだ資料無いけど。理論的に効くはずです。反射がよくなると思うけどな。
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