ザハロワ様のバレエを見て
先程、ザハロワ様のバレエを見てきました。 2021年 8月09日
一生に一度だと思うのですが、宮崎市に来てくれるという幸運なことがありまして、チケットも無事取れまして、しかも、最最前列で、何も障害物なく、目の前5m程で踊りを見せていただきました。 最高の席でした。 偶然とは言えども、来賓客の席だったな。 感謝いたします。
ただただ感動。 素晴らしい。 一番最初に「女神が降臨した!!!」と思った感動が、 最後の最後まで瞬間瞬間に訪れる、そんな90分でした。
忘れないように、またいつか使う資料としても、書き留めておきます。 誰かの参考になればなお幸いです。
●足首と膝と股関節の関係、 ●反張膝の度合 ●外反捻挫の具合 ●膝下の捻じれ具合 ●大腿骨遠位部と、大腿骨近位部との角度。 ●骨盤下部と、骨盤上部との動き ●脊椎にしなりや、動かし方、●腰椎の特徴 ●胸椎の特徴、 ●肋骨の特徴 ●肩甲骨と肋骨との関係、 ●肩甲骨単独 ●鎖骨の動き ●肩甲骨と鎖骨と肋骨との関係 ●環椎の位置と、胸との関係 ●腕の形 ●何より重心の取り方 ●立っていつだけの時の重心。 ●反らしたときの重心 ●前屈具合、
どれも興味津々でした。 行く前から、疑問があり、バレエの究極はどのようになっているのだろうか? それを知りたい一心です。
やっぱり直接見るのと、画面で見るのとは、違いがあります。 立体感や、関節の迫力が全然違ったな。それでよく分かったことが多々ありました。バレエの理解が深まりました。
世界最高峰レベルは、普段一切見ない重心の取り方だと思いました。 一般感が全くなかった。
一番違うのは「肋骨」です。 一番のポイントも「肋骨」です。 間違いない。 肋骨が羽ばたく羽のように動いていました。
「横隔膜」が前。 肋骨と肩甲骨ははがれて、自在に動く。
肋骨の下部の動かし方がとても激しかったです。 肋骨が鳥の羽ばたく羽のように感じ続けた。
イメージは、「横隔膜」を一番前にして、そして中心にして、流れれるような流線形のラインを作って、その流線型のまま、踊り続けるような感じです。
「横隔膜」かな「みぞおち」かな。同じことかもしれないけど、そこを中心に重心も、手足も、すべてが成り立っている感じです。
それは意外だったな。 そんな目で見たことなかった。 多分、肋骨のしなり、手のしなり、肩甲骨や鎖骨のしなり、 骨盤や足のしなりが、尋常でないから、そのように見えたのだと思います。
●「お尻の下部を押す」ことは、「骨盤の下部を押していること」と言えますが
●「肋骨の下部を押す」ことは、「肩甲骨の下部を押していること」とも言えると思います。
だから。肩甲骨の下部、肋骨を押し込んで、 同じように お尻の下部を押し込んで、楽に立って、踊ることができれば、ザハロワ様にとても近づくのだと思います。
気になる人は、 「肋骨の下部を押す」をしてみてください。 胸を張るのではなくて、天井に胸を向けるのでもなくて 「背中側から押す」感じです。
そして、肋骨の上部は、後ろの引いて、肩を下げる感じで、デコルテを広くして感じです。 自然と、お腹の引き上げもいくらかしていますし、 自然と「お尻の下部を押す」ことにもなっていると思います。 何よりルルベが高くなります。逆に、胸を引っ込めたら、途端にルルベが上がらないと思います。 骨格とバレエはとても関係があるというのはそういうことが体中にたくさんあるからです。
骨格が何かの理由で上手くいっている人は、難なくできます。
「肋骨の下部を押す」の使いこなしがとてもいい変化を出すと思いますよ。
肋骨の下部、 胸椎の7番か、8番以下ぐらいから、すごい前に入っています。 脊椎はそのまま下になるようにも見えますが、若干自然な湾曲を伴って、腰椎があり、仙骨、および骨盤はほぼまっすぐついています。 骨盤全体には、前傾も、後傾も無かったです。 ほぼまっすぐ。 それでいて、お尻の下はずっと前に押すように入っていまして、お尻は小さく、高く位置していました。
骨盤の形はとても特徴的でした。 同じような形は、 陸上をしている15歳前後の女の子などに時々見る形です。 仙骨が前に入っていて、腸骨が動きやすく、、仙骨の一番と二番を隠すように両方の腸骨が寄ってきている感じです。 近いとしたら、外車の高級車にある、ドアが翼のように開く、「ガルウイング」だと思う。 寛骨が、ガルウイング状態で仙骨の1番か2番に寄ってきて、開いている感じ。 少なくとも、踊っている最中は、寄って開いています。 だから、お尻が小さく高く見えます。 (触らなくても、わかります。 30年近く骨格の整体ばかりしていますから、見ると同時に感じます)
大腿骨頭と寛骨臼の位置は、横から見て、膝よりもはるかにはるかに前にありまして、大腿骨遠位部は激しく後ろに下がるような角度でついています。 この大腿骨近位部と大腿骨遠位部の角度がとても特徴的でした。 限界まで急角度。 目の前で見たので、はっきりそう思いました。 あれ以上の角度はないわ。と思いました。 大腿骨を見る限りでは、決して反張膝では無かったです。 膝の上部は後ろに下がり過ぎていませんでした。 ナチュラルな重心のライン上にありました。 ザハロワ様は、決して、膝小僧や、太ももを自分で上から押したりしていません。 自然な膝の上部でした。
膝下はとても個性的です。 ここはかなり手が入っていると思います。 膝下に関しては、若干の反張膝はあると思います。
しかし、それよりも、膝下の外側への捻じれは、相当すごいものがあります。 ほぼ変形しているのだ思います。もしかしたら、膝下の捻じれを伴いながら、若干の反張膝をすれば、膝の負担にならずに、あの綺麗な脚ができるかもしれないなと思いました。
完全な4番ポジションでも、膝蓋骨は完全にまっすぐ前でした。 足先は完全に真横です。 踵もしっかり前です。 その時に膝蓋骨をもう一度見たら完全に前です。 異次元さに、ちょっと気持ちが引きました。
足首の外反捻挫具合は、すごいな。 足首と、膝下だけで、片方のアンディオールが90度以上出来ると思います。
開脚具合は 異次元です。 もう異次元。 現役のオリンピックの新体操選手なら出来るかな?ってぐらいでした。 力強く、柔軟で、跳ぶ姿は、見ると脳の思考が止まります。 女神様を見ているとしか思えず、人間とは思えないランクでした。 すごすぎで分析もできず。ただただ、目の前で次々と、自在に動かしていました。
身体の柔軟性も、反らすことも、前屈も、最大限なんなくしていました。 足の甲も、最大限出せるし、一気に引っ込めて、一般人の足にもなるし、足の甲だけでムチの様でした。 異次元です。 マジックとか、イリュージョンとか、そんな感じです。 生身の人間そのものがイリュージョンかな。
横から見ると、 重心は 頭および環椎から胸椎の上部までは通りますが、 胸椎の下部から前に入っているため、重心のラインに触れず、 つぎに仙骨になる感じです。お尻の下部も前に入っているため、仙骨の次は膝を通って、足首だと思います。 とても薄い身体なので、分かりにくいのですが、胸椎から腰椎は、重心のラインのまえにあるというのが特徴です。
ケニアのマラソン選手にもあります。 (この前の東京オリンピックで、先頭を走るケニアのマラソン選手でしっかり確認しています) ケニアのマラソン選手はみな、胸の位置が重心のラインよりかなり前にありまして、日本人とも、欧米人とも全違う姿勢で走ります。 肋骨および胸を前にして、肩甲骨を肋骨から離して、後ろのほうで、自在に動かします。お尻は小さく、高い位置にあり、骨盤も小さく、後ろにまとまっていて、 足が自在に動かしやすいです。 ザハロワ様も、ケニア人のマラソン選手も重心のラインについては、よく似ているところがあります。
逆に違いは、バレエは手を挙げたり、足を前に大きく出したりする分、もっと幅広い使い方をしています。 マラソンは使っている可動域は限られています。 その違いがありますが、 重心のラインはよく似ています。
ザハロワ様も、ケニアのマラソン選手も、 イメージで言うと、 頭と、脊椎の上部は一切動かさず、振動も伝えず、
●手を動かすときは、脊椎のすぐ横の鎖骨や肋骨と手を激しく最大に動かします。
●足を動かすときは、横隔膜から下を、腰椎、骨盤、脚、足まで激しく動かします。
ケニアのマラソン選手は、頭と脊椎の上部が動いていない様子は、僕にはオタマジャクシのように見えます。
ザハロワ様は、みぞおちを中心とした流線形であり、頭と脊椎の7番ぐらいまでだけを残して、最大の可動域で、左右対称で、動きますので、存在自体が芸術で、人間のすばらしさを表現されていると思ったし、イリュージョンだと思いました。
それにしても、美しく、女神のようで、「美」というものを後光がさすように見せてもらいました。感謝しています。
それをずっと見ていたので、 感動で、 頭フル回転で、 目まぐるしく、 面白かった。
肋骨の特徴はとても勉強になりました。 肋骨下部の出し入れは、すごかったです。 施術に活かします。 肋骨の下部と、骨盤上部、骨盤下部、そのあたりに特徴が詰まっていました。来院者さんの骨格を、ザハロワ様より学んだバレエの究極の形に近づけるように、考え方、技術、道具、手順、 いろいろ用意しておきます。だいたいわかります。
●立ち方が変わります。胸とお尻がずっと前に入るようにして、
●肩を下げ、
●肩甲骨を軽く動かせるようにします。腕の動きが変わります。
●軸がしっかりとして、大きな動きでも崩れない軸にします。
●膝が入ったように見えます。
●足が前に出やすくなります。
●アラベスクのときに、お尻が軽くて、抵抗が小さくなります。
●一番ポジションが楽楽になるかな? 多分他のポジションも。
それぐらいは割と簡単に出来ると思います。 それらは筋肉ではなく、骨格の違いからくるものです。 多少は年齢の差があります。 あと、出来ていても本人が分かるかどうか、感じるかどうかの問題もあります。 結果には個人差ありますが、変化が遅くても、回数を重ねれば、それなりに良くなっていきます。 人間生きていば、 変化も成長もします。
骨格がその状態になったら、バレエのレッスンはとても楽しく出来るようになります。 いろいろなポーズがやりやすいです。 それから熱心にレッスンをすれば、必要な筋肉がきちんとつきます。 上達が早いと思いますよ。
施術はしっかりしますので、お楽しみに。
一生に一度だと思うのですが、宮崎市に来てくれるという幸運なことがありまして、チケットも無事取れまして、しかも、最最前列で、何も障害物なく、目の前5m程で踊りを見せていただきました。 最高の席でした。 偶然とは言えども、来賓客の席だったな。 感謝いたします。
ただただ感動。 素晴らしい。 一番最初に「女神が降臨した!!!」と思った感動が、 最後の最後まで瞬間瞬間に訪れる、そんな90分でした。
忘れないように、またいつか使う資料としても、書き留めておきます。 誰かの参考になればなお幸いです。
僕は、ずっと関節を見ていました。
●足首と膝と股関節の関係、 ●反張膝の度合 ●外反捻挫の具合 ●膝下の捻じれ具合 ●大腿骨遠位部と、大腿骨近位部との角度。 ●骨盤下部と、骨盤上部との動き ●脊椎にしなりや、動かし方、●腰椎の特徴 ●胸椎の特徴、 ●肋骨の特徴 ●肩甲骨と肋骨との関係、 ●肩甲骨単独 ●鎖骨の動き ●肩甲骨と鎖骨と肋骨との関係 ●環椎の位置と、胸との関係 ●腕の形 ●何より重心の取り方 ●立っていつだけの時の重心。 ●反らしたときの重心 ●前屈具合、
どれも興味津々でした。 行く前から、疑問があり、バレエの究極はどのようになっているのだろうか? それを知りたい一心です。
やっぱり直接見るのと、画面で見るのとは、違いがあります。 立体感や、関節の迫力が全然違ったな。それでよく分かったことが多々ありました。バレエの理解が深まりました。
世界最高峰レベルは、普段一切見ない重心の取り方だと思いました。 一般感が全くなかった。
一番違うのは「肋骨」です。
一番違うのは「肋骨」です。 一番のポイントも「肋骨」です。 間違いない。 肋骨が羽ばたく羽のように動いていました。
「横隔膜」が前。 肋骨と肩甲骨ははがれて、自在に動く。
肋骨の下部の動かし方がとても激しかったです。 肋骨が鳥の羽ばたく羽のように感じ続けた。
イメージは、「横隔膜」を一番前にして、そして中心にして、流れれるような流線形のラインを作って、その流線型のまま、踊り続けるような感じです。
「横隔膜」かな「みぞおち」かな。同じことかもしれないけど、そこを中心に重心も、手足も、すべてが成り立っている感じです。
それは意外だったな。 そんな目で見たことなかった。 多分、肋骨のしなり、手のしなり、肩甲骨や鎖骨のしなり、 骨盤や足のしなりが、尋常でないから、そのように見えたのだと思います。
●「お尻の下部を押す」ことは、「骨盤の下部を押していること」と言えますが
●「肋骨の下部を押す」ことは、「肩甲骨の下部を押していること」とも言えると思います。
だから。肩甲骨の下部、肋骨を押し込んで、 同じように お尻の下部を押し込んで、楽に立って、踊ることができれば、ザハロワ様にとても近づくのだと思います。
気になる人は、 「肋骨の下部を押す」をしてみてください。 胸を張るのではなくて、天井に胸を向けるのでもなくて 「背中側から押す」感じです。
そして、肋骨の上部は、後ろの引いて、肩を下げる感じで、デコルテを広くして感じです。 自然と、お腹の引き上げもいくらかしていますし、 自然と「お尻の下部を押す」ことにもなっていると思います。 何よりルルベが高くなります。逆に、胸を引っ込めたら、途端にルルベが上がらないと思います。 骨格とバレエはとても関係があるというのはそういうことが体中にたくさんあるからです。
骨格が何かの理由で上手くいっている人は、難なくできます。
「肋骨の下部を押す」の使いこなしがとてもいい変化を出すと思いますよ。
関節の特徴は
肋骨の下部、 胸椎の7番か、8番以下ぐらいから、すごい前に入っています。 脊椎はそのまま下になるようにも見えますが、若干自然な湾曲を伴って、腰椎があり、仙骨、および骨盤はほぼまっすぐついています。 骨盤全体には、前傾も、後傾も無かったです。 ほぼまっすぐ。 それでいて、お尻の下はずっと前に押すように入っていまして、お尻は小さく、高く位置していました。
骨盤の形はとても特徴的でした。 同じような形は、 陸上をしている15歳前後の女の子などに時々見る形です。 仙骨が前に入っていて、腸骨が動きやすく、、仙骨の一番と二番を隠すように両方の腸骨が寄ってきている感じです。 近いとしたら、外車の高級車にある、ドアが翼のように開く、「ガルウイング」だと思う。 寛骨が、ガルウイング状態で仙骨の1番か2番に寄ってきて、開いている感じ。 少なくとも、踊っている最中は、寄って開いています。 だから、お尻が小さく高く見えます。 (触らなくても、わかります。 30年近く骨格の整体ばかりしていますから、見ると同時に感じます)
大腿骨頭と寛骨臼の位置は、横から見て、膝よりもはるかにはるかに前にありまして、大腿骨遠位部は激しく後ろに下がるような角度でついています。 この大腿骨近位部と大腿骨遠位部の角度がとても特徴的でした。 限界まで急角度。 目の前で見たので、はっきりそう思いました。 あれ以上の角度はないわ。と思いました。 大腿骨を見る限りでは、決して反張膝では無かったです。 膝の上部は後ろに下がり過ぎていませんでした。 ナチュラルな重心のライン上にありました。 ザハロワ様は、決して、膝小僧や、太ももを自分で上から押したりしていません。 自然な膝の上部でした。
膝下はとても個性的です。 ここはかなり手が入っていると思います。 膝下に関しては、若干の反張膝はあると思います。
しかし、それよりも、膝下の外側への捻じれは、相当すごいものがあります。 ほぼ変形しているのだ思います。もしかしたら、膝下の捻じれを伴いながら、若干の反張膝をすれば、膝の負担にならずに、あの綺麗な脚ができるかもしれないなと思いました。
完全な4番ポジションでも、膝蓋骨は完全にまっすぐ前でした。 足先は完全に真横です。 踵もしっかり前です。 その時に膝蓋骨をもう一度見たら完全に前です。 異次元さに、ちょっと気持ちが引きました。
足首の外反捻挫具合は、すごいな。 足首と、膝下だけで、片方のアンディオールが90度以上出来ると思います。
開脚具合は 異次元です。 もう異次元。 現役のオリンピックの新体操選手なら出来るかな?ってぐらいでした。 力強く、柔軟で、跳ぶ姿は、見ると脳の思考が止まります。 女神様を見ているとしか思えず、人間とは思えないランクでした。 すごすぎで分析もできず。ただただ、目の前で次々と、自在に動かしていました。
身体の柔軟性も、反らすことも、前屈も、最大限なんなくしていました。 足の甲も、最大限出せるし、一気に引っ込めて、一般人の足にもなるし、足の甲だけでムチの様でした。 異次元です。 マジックとか、イリュージョンとか、そんな感じです。 生身の人間そのものがイリュージョンかな。
横から見ると、 重心は 頭および環椎から胸椎の上部までは通りますが、 胸椎の下部から前に入っているため、重心のラインに触れず、 つぎに仙骨になる感じです。お尻の下部も前に入っているため、仙骨の次は膝を通って、足首だと思います。 とても薄い身体なので、分かりにくいのですが、胸椎から腰椎は、重心のラインのまえにあるというのが特徴です。
同じような傾向は
ケニアのマラソン選手にもあります。 (この前の東京オリンピックで、先頭を走るケニアのマラソン選手でしっかり確認しています) ケニアのマラソン選手はみな、胸の位置が重心のラインよりかなり前にありまして、日本人とも、欧米人とも全違う姿勢で走ります。 肋骨および胸を前にして、肩甲骨を肋骨から離して、後ろのほうで、自在に動かします。お尻は小さく、高い位置にあり、骨盤も小さく、後ろにまとまっていて、 足が自在に動かしやすいです。 ザハロワ様も、ケニア人のマラソン選手も重心のラインについては、よく似ているところがあります。
逆に違いは、バレエは手を挙げたり、足を前に大きく出したりする分、もっと幅広い使い方をしています。 マラソンは使っている可動域は限られています。 その違いがありますが、 重心のラインはよく似ています。
ザハロワ様も、ケニアのマラソン選手も、 イメージで言うと、 頭と、脊椎の上部は一切動かさず、振動も伝えず、
●手を動かすときは、脊椎のすぐ横の鎖骨や肋骨と手を激しく最大に動かします。
●足を動かすときは、横隔膜から下を、腰椎、骨盤、脚、足まで激しく動かします。
ケニアのマラソン選手は、頭と脊椎の上部が動いていない様子は、僕にはオタマジャクシのように見えます。
ザハロワ様は、みぞおちを中心とした流線形であり、頭と脊椎の7番ぐらいまでだけを残して、最大の可動域で、左右対称で、動きますので、存在自体が芸術で、人間のすばらしさを表現されていると思ったし、イリュージョンだと思いました。
それにしても、美しく、女神のようで、「美」というものを後光がさすように見せてもらいました。感謝しています。
それをずっと見ていたので、 感動で、 頭フル回転で、 目まぐるしく、 面白かった。
施術に活かします
肋骨の特徴はとても勉強になりました。 肋骨下部の出し入れは、すごかったです。 施術に活かします。 肋骨の下部と、骨盤上部、骨盤下部、そのあたりに特徴が詰まっていました。来院者さんの骨格を、ザハロワ様より学んだバレエの究極の形に近づけるように、考え方、技術、道具、手順、 いろいろ用意しておきます。だいたいわかります。
●立ち方が変わります。胸とお尻がずっと前に入るようにして、
●肩を下げ、
●肩甲骨を軽く動かせるようにします。腕の動きが変わります。
●軸がしっかりとして、大きな動きでも崩れない軸にします。
●膝が入ったように見えます。
●足が前に出やすくなります。
●アラベスクのときに、お尻が軽くて、抵抗が小さくなります。
●一番ポジションが楽楽になるかな? 多分他のポジションも。
それぐらいは割と簡単に出来ると思います。 それらは筋肉ではなく、骨格の違いからくるものです。 多少は年齢の差があります。 あと、出来ていても本人が分かるかどうか、感じるかどうかの問題もあります。 結果には個人差ありますが、変化が遅くても、回数を重ねれば、それなりに良くなっていきます。 人間生きていば、 変化も成長もします。
骨格がその状態になったら、バレエのレッスンはとても楽しく出来るようになります。 いろいろなポーズがやりやすいです。 それから熱心にレッスンをすれば、必要な筋肉がきちんとつきます。 上達が早いと思いますよ。
施術はしっかりしますので、お楽しみに。