痛みが回復しない時 ストレス 栄養 成長ホルモン
体の痛み、何かしらの不調が回復しない3つの理由
体の痛み、何かしらの不調が回復しない3つの理由@ストレスが要因のケース。これは。A栄養が要因のケース。炭水化物過多。B交感神経が過剰に優位で、睡眠不良のケース副交感神経が働かないということ
@ストレスが要因のケース 「副腎」と「脳下垂体」の機能低下です。
体の疲労回復をするホルモン(成長ホルモン HGH)の問題が起こる
A栄養が要因のケース。炭水化物過多。ビタミンとミネラルの欠如
B交感神経が過剰に優位で、睡眠不良のケース。 副交感神経が働かないということ
体の疲労回復をするホルモン(成長ホルモン HGH)の問題が起こる
上記の3つの理由です
@ストレスが要因のケース
多大なストレスが長期にわたっているときに、怪我をしたり、関節痛などを起こすと、痛みが引きにくいです。介護とか、長期の不遇な異動とか、うつ状態で引きこもっているときとか、理不尽を感じて悩んでいる時や、怒りをもっている時です。これは健康で、快適なときに起こした怪我や関節痛の回復と、明確に違います。
施術あとの具合は、施術者の感触では、それほど悪くないのですが、次回来たときに、ほんの少ししか回復していないか、全く回復していないです。これは、回復の段階に来ていないです。こういたときのポイントは「副腎」と「脳下垂体」の機能低下です。
まずは「副腎」の機能低下
副腎は「闘争」と「逃避」のホルモンを出します。その関連で「炎症を抑える」ホルモンも出します。炎症が治まると、痛みは途端に小さくなります。
通常はこの機能がしっかり働くのですが、体の痛みが回復しない時には、この働きが壊れています。 副腎の働きが大幅によろしくないのだと思います。炎症が全く引かないです。(できることなら、副腎の働きを数字で見たいのですが、それはお医者さんの範疇なので、もどかしいですが、なにも数字化できません。)しかし、テストはできます。 副腎の機能低下が影響するなら、ビタミンc ビタミンb群、マグネシウム、をはじめビタミンEなどが入れば、大きな変化かあるはずです。これらは副腎疲労症候群の時に回復のために使う栄養素だからです。
幸いどれもサプリメントで、安全で、本人の意思で、どなたでも、いつでも適量を服用できます。
そういう場面で時折、賛同頂いた方に試しに服用してもらうことがあります。歴然と効果を発揮します。バンビが跳ねるように元気になることもあります。
つぎに「脳下垂体」の機能低下
脳下垂体からは成長ホルモンGHと呼ばれるものが出ています。成長期には背を伸ばしますが、成長期が止まってもでています。それは組織を修復し、結合組織を強化。腱や靱帯を健康にし、タンパク質合成を高め、疲労回復、脂肪を燃焼しエネルギーと筋肉に転換するしたり、病気への抵抗力を高め、傷の治りを早くする働きがあります。
それが深い睡眠の時に大量に出ますので、睡眠不足、睡眠が浅いなどとなると、体力の回復が出来ません。ストレスが多く、睡眠が浅いと、体調が悪くなるのはこの「脳下垂体の機能低下」が起きて、大きな問題になっているのだと思います。
対策
@ストレスが要因のケースでは、ビタミンc1000mg〜2000mg と ビタミンb群を規定量の2倍ほど マグネシウムを200mgほど、ビタミンEは適量を毎日飲むようにして、睡眠をしっかりとる。 午前の1時から5時までは確実に寝るようにする。 いい睡眠のためには、軽い運動や、岩盤浴や、温泉なども効果的です。 当院でオススメする薬草、クワンソウやバレリアンも効果あげますよ。
A栄養が要因のケース。
栄養が長期にわたりデタラメなことがあります。
デタラメは下記の食事です
●甘いお菓子だけしか食べない。
●肉や魚や卵を一切食べない。
●調理パンしか食べない
●食事に興味が無く、極めて小食で、かつ偏食
●ご飯と漬物と味噌汁の繰り返し。
●肉と揚げ物しか食べない
●お酒だけ。
●一切の自炊をせず、弁当とインスタントだけ。
●深夜しか食べない。朝と昼は寝ている。
●甘いジュースを水のように一気飲みする。
何年も何十年も、こういった状態にある人はなかなか回復しません。
三食とも健康な食事、肉、魚、卵、貝、海藻類、野菜、果物、ナッツ、そば、大豆、少量の炭水化物などを何年も何十年も食べる人と同じように回復はしません。
体をつくる材料であり、内臓が働く環境であり、何もかもが違います。栄養がデタラメで、整体やマッサージなどに通い続けても、大した成果は望めません。 自炊をするなり、バランスのいい外食するなり、反省して現実的にサプリメントを強化するなり、何かしら努力をして、自分の口に入るものを管理してください。 こういったことを一切反省せず、施術だけでよくなるとかありえないです。 20代ならまだしも50代60代だとなおさらです。 回復の天井はそれほど高くないです。限度があります。
対策
栄養を甘く見ない。口に入れば何でもいいといって、体調良く行くわけない。真面目に考える。いい食事を提供してくれるところを探す。経費と手間をかける。完全なサプリメントを毎日口にする習慣をつける。
B交感神経が過剰に優位で、睡眠不良のケース。
これは精神的なストレスとも似ているのですが、若干違います。嫌いなことだけでなく、好きなことでも熱狂的にやりすぎることも良くないです。大掛かりなお金が動くことも、ドキドキするほど興奮することが長期的になるとも良くないです。 興奮することは交感神経が働きます。それが止まらなくなると、副交感神経が働きません。好きなことでドキドキするのも、いやなことも、ストレスも、追われうる生き方も、戦う毎日も、連戦連勝する生き方も、交感神経が興奮して、寝られなくなります。 副交感神経が働かないということは、眠たくなくなります。寝れなくなるんです。
寝られなるということは、体の細胞の傷が回復しないということ。
体の疲労回復をするホルモン(成長ホルモン HGH)は、寝ているうちに、脳下垂体から出ます。 これは熟睡してる間に沢山でますので、交感神経が過剰に働いて、興奮しっぱなしになり、寝れなくなるというのは、HGHがでなくなり、体の修復ができずに、疲労を回復させられません。 眠りが浅いのもダメです。だから睡眠時間だけではないんです。睡眠の質です。
興奮して寝られなくなるようなことが続くと、副交感神経が働かなくなり、睡眠が浅くなるとか、寝られなくなり、脳下垂体の働きも悪くなり、体の痛みが回復しなくなる。 というサイクルの話でした。
対策
大きなお金を追いかけることも、でっかいビジネスも、余りに楽しいことも、ストレスな事も、我慢することも、恐怖を感じることも、余りに過剰だと夜まで引きずって、寝られなくなり、長期に渡ると、大病します。 何事もほどほどに。
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ちょっとマニアックな記事。プロの方とか深く知りたい人向け。
時間が無い人や、余り興味なければ、読まなくても結構です。
多分、参考になると想うこと、つらつら、いろいろ。聞いた話や、経験したこと、なども含めて書きます。
記事にはなりませんが、雑談だと思ってどうぞ。
●ストレスと、栄養までは考え付いても、 交感神経の部分で、楽しいことも長期にわたると毒になる話は、ほとんど気がつかないと思います。
楽しいことはいいことだと思っていますが、そんなこと無いです。 余りに楽しすぎてもよろしくないです。 ここでは書かなかったけど、規模の大きな楽しいことばかりを何年も続けると、普通の生活した時に、つまらなさ過ぎて、どう過ごしていいか分からず、うつ状態にもなるんです。たびたび出会ったことあります。 バブルの頃の夢を追いかける人や、高度成長期に甘い汁を吸った人たちなど。その子供達など。 たった数年過ごしただけで感覚が麻痺します。 何かの中毒になったようなんです。 感覚が普通に戻れないです。 例えるなら、味の濃いものでおいしいとなれてくると、薄味が分からなくて、食べられなくなる人と同じです。 辛い物好きとかにも同じことが言えます。 楽しいものほどほどに。 つまらない日もそれはそれでいいところもあります。
●人は皆意識しない限り、自分の価値観は標準で、生活習慣も真ん中でそれほど悪くないと考えがちです。 そのうえで症状があるから、不運で不幸で、不具合なんだと思いがちですが、 だいたいそんなことないです。 不具合のある体調は、何か個性的な価値基準や個性的な生活習慣があります。
●どこか反省する点があるのかもとおもって、どこか生活を変える決意を持って、どこか生活を変えるチャレンジ精神をもって、どこか生活を変える結果にいたって、毎日を迎えれば、健康も間近です。
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