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整体の先生として、思うこと


一番重要なのは、「背骨を反らす柔軟性」と「肋骨の下部を前に押す力と柔軟性」と「骨盤下部を前に押す力と柔軟性」だと思います。

骨格整体の先生の頭の中では、「肋骨と肩甲骨の使い方」「脊椎の使い方」「骨盤の角度の使い方」 の三つだと思っています。一般の人に言うなら「背中の使い方」「お尻の使い方」というでしょうね。

余り手の動き、足の高さや軌道はこだわってみていません。  それは背中をうまく使えれば、自動的に上手くいきますから、心配していません。

なぜ「背中の使い方」「お尻の使い方」を言うのかといえば、「軸ができる」「重心がとりやすい」から。  軸は「頸椎一番と、胸と、丹田と、足首」を通れば、らくらく立てます。 また、強く押さなくても、お尻の下部が前に入っていたら、少々の動きがあっても、軸足は崩れにくいです。そうすると、動足は派手に動かせるし、動足はとても軽いです。  それがバレエのスタートに出来ていたら、きっとバレエは楽しいです。


結果的に「楽に、膝よりも股関節が前に来て立てる」「楽に、胸を上に向けて、肩を下げること」だと思います。  それには、「お尻の下部が前に入る重心のかけかた」   「肋骨の下部を前に押して、腰椎、胸椎が前に入って、肩甲骨が下がる重心のかけ方」が絶対必要条件だと思います。 

(一般人は、お尻が後ろに出すぎです。 イメージはドナルドダックです。 それでいて、背中丸くて硬いです。 一般人は皆そうです。 これはバレエに関係なく、整体師として、一般人にも問題あると思って、施術しています。)

バレエはドナルドダックと反対です。  猫背とも反対です。   お尻の下部を特に入れる。前重心。  これができれば、「お尻を押す」ことも楽々です。   何なら押さなくてもすでに、押した状態です。


その次に大事なのは、腰・脇腹の回転系の柔軟性だと思います。 一般人は脇腹をそれほどくねくねさせたり回転させたりできないので、足を上げながらのアンディオールが超難しいだろうし、その前の腰椎が回転するほどのタンジュも超難しいですね。 


筋肉のトレーニング方法だけで問題解決するのは、10代〜20代前半までだと思うな。    それ以上の年齢は、骨自体にも、骨と骨をつなぐ関節にも、問題を大いに持っています。  バレエの上達には、年齢と身体の変化に適したトレーニング方法があったほうがいいと思います。身体には 10代以下と、10代〜20代前半と、20代後半〜39歳までと、40〜50歳までと、50〜63歳までと、63歳〜70歳までと、70歳以上の区切りがあって、 全く違いますから、トレーニング方法や体の管理方法も違ったほうがいいと思います。   出産、座り仕事、受験勉強、長時間の運転、座ることが長い性格、食生活によっては骨盤底に大いに問題を出します。結果として、内ももが硬くなり、左右の骨盤が固まって一個の状態になり、特に足を高く上げるロシアバレエからかけ離れると思います。  これは整体の先生として1000%間違いないです。多分医学的にもそう判断します。

関節の問題を無視してバレエしても、限界はすごく早く来ます。股関節の柔軟性よりも、胸椎、腰椎が猫のようにしなって柔らかいこと。 それ以前に、腰椎の回転、腰椎の反らし、仙腸関節、腰仙関節、恥骨結合のトラブル、骨盤底の硬さなどを徹底して改善する必要があると思います。 むしろバレエは、股関節よりも、胸椎、腰椎が猫のようにしなって柔らかいこと。 腰椎の回転、腰椎の反らし、仙腸関節、腰仙関節、恥骨結合や坐骨の柔軟性、 骨盤底の柔軟性、胸椎の柔軟性を甚だしく使っています。 (10歳以下も、10代~20代前半もこのあたりの問題をほとんど抱えていません。だから筋トレだけでも充分バレエができるのだと思います。) 体が硬い人や、20代後半以上の人は、この辺を改善してから、バレエのレッスンや、筋肉のトレーニングをすればとても上達が進むと思います。


 例えば、
脊柱起立筋を鍛えて足上げられても、骨盤と腰が回転しなかったらそもそも何にもならないと思うな。     この問題を解決するするには、  うつぶせになって、片足ずつ上げて、アスパラガスのように脚がうえにあがるようにすることと、そのまま反対に足を倒して、足先を床につくような柔軟性を付けることだと思う。  足を上げるのは筋力で、横に倒すのは、関節の柔軟性です。一般人はそれができるようになったら、アラベスクは上達速いと思います。

それ以外にも、血液の流れを良くしたり、血管を強くしたりする必要があります。50代の人の血管の総長さは、20代に比べて、40%ほど短いそうです。  単純に喪失しています。  せめて60%の血管を精一杯使う必要があります。20代と気持ちはおなじでも、身体は全く別です。血管、関節、骨自体を若いときに使づける意味でも、 食事管理、血流をよくする方法、脊椎の柔軟性のトレーニングを出来るだけしたほうがいいです。  それは僕は普段から健康管理のために普段から説明している部分です。  それと、僕自身も毎日出来る範囲でしていることでもあります。 違いますよ。

●ヨガホイールを使った「正座からのブリッジ」
●ヨガホイール全般
●うつ伏せからの、太ももを何かの台に引っ掛けた「しゃちほこ」
●「しゃちほこ」状態からの上下運動、足上げ運動、

などを徹底的にすれば相当バレエは上達すると思いますよ。




骨格の矯正だけでは問題解決しません。大きなリーチ・ブレイクスルーするきっかけ・可能性の始まりそういったことができるんです。  骨格が矯正できれば、正しく可動域がつきますので、正しい動きがとても簡単にできます。その勢いに乗って、しっかりレッスンをして、「自分で美しいバレリーナになる」そのガッツが一番大事です。 バレリーナはアスリートだと思います。   バレエ教室でのレッスンと、自宅での練習・研究と熱意が最も大事です。 バレエの先生に指導をもらい、受けたアドバイスは、しっかり克服して、上昇しましょう。  次の課題はまた一緒に考えます。  骨格に関してはきっと何でもできると思います。     皆さんの上達、未来が明るくなることに協力できれば幸いです。