毎日バレエに情熱を持ついろいろな方へ、バレエ上達のための整体をしています。
一日の半分ぐらいはバレエ関連です。 毎日毎日皆さんからのご希望を聞いて、問題点を共有して、問題解決をしてきました。
今日は、子供のバレエと、 子供のバレエ骨格整体について書いてみます。
最初に結論をかいておきますが、下記の悩みはすべて割と簡単に解決できます。子供なので、関節はやわらかく変わりやすいので、あっという間に上達します。 数やりましたので、間違いないと思います。
小・中・高校生以下で多い悩みは、
●お尻が入らないこと
●肩が開かないこと
●足の甲が出ないこと
つまり、軸が出来ていない状態です。 確認方法は、頭がグラグラしているかどうかです。上手く軸を捉えていれば、タンジュしても頭は動かないと思いますよ。
●熱心なお子さんには、膝の痛み・足首回りの痛みもあります。
ですね。 大人もほとんど同じではありますが、 お尻が入らないことは甚だしく顕著にあると思います。
見ている分にはかわいいのですが、 バレエの向上、コンクールに向けては大問題です。
特に小学生6年生以下の子供は、まだ力の入れ方が不器用で、体幹に力が入らず、太ももの内転筋にも力が入らず、お尻にも力が入らず、手足の先だけに気持ちがあって、見様見真似でバレエをしているように思います。雰囲気はいいのですが、いろいろ違います。
問題点のチェックとしては
●タンジュしていても、お腹がポニョポニョです。
●5番をしても、殿筋・内転筋はポニョポニョです。
●どの姿勢でも、肩甲骨は脱力していて、巻き肩です。
●立っている状態で、骨盤を左右交互にちょっとつつくだけでも、フラフラ動きます。 足で床を押していることは無いです。
だいたいそのままバーレッスンをしているのかな?と思います。基本的にほとんどの子供はこの感じです。
足が上がっても、柔軟性があってもあまり変わらないです。
バレエ骨格整体の先生としては、無理があると思いますよ。そのまま練習していても上達しにくいだろうなと思う。
改善の指針としては
●太ももの前をしっかり伸ばして、後ろからも骨盤を変えて、お尻を押しやすくします。 座る生活が長いことが問題をお起こしています。
●お尻を作る骨盤の形が全然だめなので、作り替えます。 広がり過ぎで、後ろに出すぎです。
●殿筋・内転筋の場所と使い方を教えます。
●背中を意識したバレエができるように施術もするし、教えます。
●軸足で床を押して、刺さった感覚が常にあるように施術するし、使い方を教えます。
その他、
●一般的なO脚・X脚も改善します。
●バレエにとって、膝下のO脚は圧倒的に不利であり、大きな障害になるので、膝下のO脚も改善します。
実際一番大事なのは膝下をまっすぐ整えることでもあります。 バレエ業界にしても、一般的な整体院にしても、膝下の脛骨・腓骨を自在に動かして整えることはできないと思います。 相当マニアックな内容ですから。
そのマニアックな内容をしっかり施術して、美しい整った足、見るからにバレリーナの足、バレエが上達しやすい足を作ります。
施術内容も大変です。すべて手作業でアナログなことですから、大変ですが、必要な時はします。
僕が行うバレエ骨格整体では、ネットに出ているようなバレエ整体とか、バレエのトレーニングなど、一般的な考え方と大いに違います。
●靭帯を伸ばすストレッチはしません。強く伸ばしたりしません。
●筋トレもしませんし、筋肉に関心ないです。
●骨格を変えることで、一気に上手くなる方法を行います。 ストレートに骨格だけを扱います。
●世界的なダンサーの骨格を理想として、皆さんの骨格をデザイン・カスタムします。
かといって、靭帯を伸ばすことや、筋トレが要らないというわけではないです。
骨格を大いに世界的なバレエダンサーのようにしてから、靭帯をのばしたり、筋肉トレーニングをするとよりスムーズで簡単に効果が出ます。
なので相乗して使うといいと思いますよ。 ただ骨格を動かせると思っていないから、それは違います。骨格を動かすことを取り入れてトレーニングするといいですよ。
骨格の矯正だけでは問題解決しません。大きなリーチ・ブレイクスルーするきっかけ・可能性の始まりそういったことができるんです。 骨格が矯正できれば、正しく可動域がつきますので、正しい動きがとても簡単にできます。その勢いに乗って、しっかりレッスンをして、「自分で美しいバレリーナになる」そのガッツが一番大事です。 バレエ教室でのレッスンと、自宅での練習・研究と熱意が最も大事です。 バレエの先生に指導をもらい、受けたアドバイスは、しっかり克服して、上昇しましょう。 次の課題はまた一緒に考えます。 骨格に関してはきっと何でもできると思います。 皆さんの上達、未来が明るくなることに協力できれば幸いです。