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肩が疲れやすい本当の理由  2000年以降変わりました

2000年頃から皆さんの肩が変わった 驚き!

 

来院者さんの肩は、この20年ぐらいで、とても変わってきたんです。皆さんそうなんです。2000年から徐々に変わり始め、2004年頃から急激に肩こり首こりが増えました。「ええ〜肩が変わった? 私が?」そうおもうでしょうが、

 

本当に形とか、もしかしたらサイズも変わってきたんです。
●肩甲骨から上が丸まって肩が内側に入り込んだ状態です。
●猫背に近いのですが
●胸椎はそれほどでもないです。(おじいちゃんおばあちゃんの猫背と違います。)
●肋骨が硬く、広がりにくくなりました。
●息の吸い込みが浅いんです。
●肋骨ががちがちに硬いんです。丸まったままで。
●それと、皆さんひねりの運動が極端に出来なくなりました。まるでお地蔵さんのよう。分かるかな?

 

イメージでは「お地蔵さん化」しています。

 

どうして?肩が丸まって猫背っぽくなったの?

 

理由は便利なデジタル化の生活が進んだことです。仕事でも体を使わなくなったし、家事でも体を使わなくなりました。手先でこちょこちょするだけの生活になりました。主にパソコン・次に家電です。ウインドウズ95が世に出て、ウインドウズ98がとてもよく広まりました。あのころから仕事の仕方が変わりました。それまでの事務は書類ばかりで、書類をつくるにしても、倉庫や棚などあちこちに行って、体を動かしながら事務をしていたのですが、今はじっと動かず、パソコンに向かい、動くのは目と手先だけです。連絡も、社内メール、社外の営業もメールとパソコンを駆使して、最小限の外出になりました。  (たまにオフィスを通り過ぎに見ると、沢山の人形が座っているようです)

 

 

家電も変わりまして乾燥機付き洗濯機  や お掃除ロボット や 食洗機   便利な食材・外食、どんどん体を動かす家事がなくなりつつあります。そもそもほとんど掃除のいらない家の作り。  畑も、庭も、納屋も、庭木も無くなりました。

 

 

、、、、
 買い物もネットで宅配になりました。それが主流です。いいとか悪いとかではなく、昔帰りでもなくそれが今の生活に浸透してきて、体が変わってきたんです。

 

 

「どういう風になったの?」

いつも手が前にあるんです。その形で、肩が固まってきたんです。
鎖骨の歪み、第一肋骨の歪み、肩甲骨の歪み、肋骨自体の可動性の制限、背骨の可動域の極端な制限。  それが当たり前になりました。以前だったら、高齢者のおじいちゃんとかが良くなっていた状態にそっくりです。自分で伸ばし方も分からなくなりました。

 

まあ肩だけでなく、足腰も硬くなってきました。曲がってはいないのですが、柔軟性が無いんです。それと筋肉・靭帯が弱いんです。あと、回復力とかがなくなりました)背中は猫背のようになり、鎖骨は詰まり、肩甲骨は上がったまま、肋骨はカチンコチンです。どこも、動きません。 筋肉も使った形跡も無く、伸びもしない。今は肩の症状を訴える人のほとんど全員がそうなりました。
・・・

 

 

 

 

 

要するに、

「使わなさすぎの肩こり」です。これが今の皆様の肩こりの主流です。日常生活がエコノミー症候群のような感じです。肩が前に回りこむようになり、サイズも小さく、息も浅くなりました。

 

 

 

試しに、腕を背中側に回して、肩甲骨を背骨側に縮めたり、寄せたり、腕を横から上に上げたり、下げたり  自在にしてみてください。  そのまま腕を背面に持っていて、自由自在に動かすんです。全然駄目だと思います。 腕が体の前にあるのが普通になって、真横から後ろ方面に行かなくなっているんです。 

 

 

鎖骨、 肩甲骨、  肋骨、  上腕骨  それらの動きが極端に制限されてます。筋肉が硬くなっていることもあります.。萎縮しているのかもしれません。靭帯が伸びないのかもしれません。  触ると、プラスティックの模型のようです。

 

 

動く範囲も小さく、使う筋肉も限られており、使う場所はいつも同じ。 それは疲れますよ。ダイナミックに滑らかに動きませんから。

 

 

ずっと以前は「 使いすぎによる肩こり、肩の不調」でした。今の時代は 「 使わないことでおこる肩こり、 肩の不調」がほとんどです。だから、揉んでも効果はうすいと思いますよ。普段していない、動かすこと、伸ばすこと、ひねる事が大事です。

 

 

 

原因が違えば施術も全然違います。

 

 

●鎖骨、肋骨を自在に動くようにする。

 

●胸を広げる

 

●肩甲骨を下げたり、寄せたり、動かす

 

●上腕骨の動きを滑らかにする

 

●リンパを良く流す

 

●全体を伸ばす

 

 

 

 

 

 

こういったことをしっかり行います。
それでも全員一律の角度、力にはしませんのでご安心を。一人一人の可動域にわずかにプラスする程度です。
そのわずかなプラスする程度が体にとっては新鮮で、新しい変化です。  やりすぎは良くないです。一人一人一部位一部位ごとに違いますので、同時に感じながらちょうど良いとことに収めます、
そこが職人さん的でもあり、プロである理由です。

 

 

終わるとどうなるの?

 

●呼吸が大きくできる

 

●肩が下がる

 

●肩から力が抜けて楽

 

 

●姿勢が綺麗になる

 

 

●頭痛がめっきり減る

 

 

●肩こりが半分以下になる

 

 

●疲れにくくなる。夕方でも大丈夫になる。

 

 

皆さんそうなりますので、施術を受ける時には楽しみにしてください。

 

 

 

 

自宅でできるとしたら   応急処置

 

●体を反らすこと

 

●腕を上げること

 

●体をひねる運動を良くすること。

 

●長風呂すること

 

●ベッドやソファで仰向けに寝て、頭と胸の半分ぐらいを落とすように、端っこにだんだん移動していき、両手を挙げる形で、仰向けにしばらく寝たら楽になります。 確実な方法です。

 

 

 

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