疲れない体,栄養について,タンパク質,ビタミンC,b群
年代によって、地域によっても、さまざまなイメージがあり、同じ栄養という言葉を使ってもかなりの勘違いがおこり、混乱します
●体・内臓の栄養 ●脳の栄養 ●精神の栄養 など3つの栄養について書きます。
一般的な皆さんのさまざまなイメージの栄養満点
色々な人から、栄養についてきいたところ、
●栄養というとビフテキ、ステーキ、といった動物性脂肪のことと真っ先に思う方もいます。栄養取ると太ると言います。 ダメです。栄養は牛肉最上級の信仰ではないです。
●白米を食べていれば健康だと思う人もいます。白米で安心な人です。
ダメです。炭水化物は、血糖値を急上昇させます。強めに言えば、砂糖と同じ意味です。
●野菜だけを食べるのが健康で、肉や魚を食べ無いことが健康だと思う人もいます。ベジタリアンです。 ダメです。タンパク質、ミネラル、なども必要です。
●玄米だけで充分だと思う人もいます。
ダメです。時には玄米もいいですが、何年も玄米だけでは体が持ちません。
●肉だけで健康だと思い、ご飯もパンも野菜も一切食べない人もいます。豊かだと言います。トランプ大統領もそうですね。ダメです。人間はライオンを目指さなくていいです。ライオンは生肉を食べているから成り立っています。生肉は無理。
●おなかに入れば何でも一緒だと思う人もいます。若い人か、仕事で頭いっぱいな人にも多いです。
ダメです。菓子パンや、ラーメンや、たこ焼きや、甘いものばかり、ありえないです。栄誉を馬鹿にしています。いずれツケが周ってきます。
●今の食べ物は栄養価が低いから、サプリメントだけでいいと思う人もいます。食に興味がないです。ダメです。微量な栄養がはいりません。新鮮なエネルギーが足りないんです。
もうさまざまです。 皆自分の栄養は充分だと自信満々です。 その違いを修正せずに、栄養の会話はできません。上記は、どれも大きな間違いです。 はなはだしいので、書きました。
本来は、何がが疲れないのか?と言う点で、3つあります。
●体・内臓が疲れない。
●頭が疲れない
●精神が疲れない
この3つが共に疲れないとき、本当に疲れません。元気ですよ。この3つそれぞれに必要な栄養素が違います。
それを書いてみます。
体が疲れない 最強 タンパク質 ビタミンb群 C
そもそも人間の体にとって一番必要で基本的な栄養は、タンパク質です。その活動に必要なものはビタミンb群と ビタミンC です。
この3つ、
タンパク質 と ビタミンb群 と ビタミンc がもっとも大事なんだだと覚えてください。人の基本です。
タンパク質
英語で、プロテインともいいますが、そもそもプロテインの言葉の意味は、ギリシャ語で「第一の物質」の意味です。タンパク質が第一です。タンパク質はアミノ酸に分解した後、腸で吸収して、血管に取りこまれ、再合成され、血管・内臓・骨・皮膚・内分泌・脳などなんにでもなります。良質なタンパク質は 鳥の胸肉、魚、大豆、豆腐、豆乳、納豆、卵、 高野豆腐牛乳 チーズなどです。
良質なタンパク質は 牛のステーキでは無いです。動物性脂肪が多すぎです。 「ステーキ食べてスタミナつける」という人いますが、同時に余分な動物性の脂肪もついてます。 スタミナつけるなら 牛のステーキでなくていいです。 鳥の胸肉の皮なしステーキのほうがきっとスタミナつきます。(スタミナのイメージは分かっても、意味が分からないけど)
若い人だと、栄養を全く考えないで、自炊しない結果、タンパク質を取っていないことあります。 年齢が上がると、だんだんタンパク質の消化がきつくて、お肉を避ける傾向があります。 もし、 髪の毛が細くなったり、枝毛や切れ毛、 爪が薄くなって割れやすくなったり、口内炎、肌のトラブルが多い、皮膚の下が薄くなってきた感じがしたら、かなりタンパク質が足りていないサインです。 体中が痛くなります。 タンパク質と消化薬を普段から一緒に摂取するといいですよ。 消化薬に抵抗があるなら、「ガジュツ」という生薬でもいいです。消化を助けます。 体が丈夫になり、痛みがめっきり減ります。
ビタミンb群 と ビタミンc
水溶性です。水溶性のビタミンは沢山とっても、必要なもの以外は排出されます。食べすぎはないので、出来るだけ多く採ってください。副作用も無いので安心です。 また、数時間で体外に出るそうなので、毎食時ごと、しっかり取る必要があります。一日にビタミンCを1000mg〜2000mg ビタミンb群は一日規定量の100%〜200%がいいと思います。 メガビタミンという考え方です。
疲れ知らずの特効薬です。摂取し始めて1〜3日で分かります。オススメです。
内臓に必要不可欠なもの、ミネラル類
必須ミネラルは大きく2つに分類され、
●体内の量が多いものを多量ミネラル、体内のミネラル類の99%以上を占めています。
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン です。
●少ないものを微量ミネラルと呼びます。微量ミネラルは1日の必要量が100 mg以下と極めて少なく、中には1 mgに満たないものもありますが、人間にとって必要不可欠なため、それぞれ適切な量をバランス良く摂取することが大切です。
鉄 銅 亜鉛 セレン ヨウ素 クロム マンガン モリブデン です。
特に鉄、亜鉛、 カルシウム マグネシウム、は不足しないように食材に気をつけて、献立を考える必要があります、重要なのに、不足しがちです。体調を壊しやすくなります。
内臓はビタミン類ととミネラル類 微量な栄養素を必要とします。
●副腎に必要なミネラルは マグネシウム●甲状腺に必要なミネラルは亜鉛 ヨード セレン 鉄 銅 微量な栄養素として チロシン
●肝臓に必要なミネラルは亜鉛・鉄・カルシウム・リン 微量な栄養素として、タウリン・オルニチン・グリコーゲン・クルクミン・セサミン 逆に食品添加物、お酒などの毒物を入れない
●腎臓に必要なミネラルは カリウム 微量な栄養素として オルニチン
●すい臓に必要なミネラルは 亜鉛 微量な栄養素として、タウリン
●血液に必要なのは 鉄 亜鉛 です。
ミネラル類の役割は主に次の4つに分けられます。
@骨・血液などからだの構成成分となる作用A酵素の働きをサポートする作用
B体液の浸透圧・pHを調整する作用
C神経・筋肉機能を正常に保つ作用
種類によって働きが異なりますが、それぞれ体の機能維持や調節に必要不可欠な栄養素です。
これらのミネラルが足りなくて、イライラしたり、だるさが取れなかったり、足がつることが増えたり、気持ちが落ち込んだり、色々な症状を引き起こします。内臓の働きにとても必要なので。不足すると、内分泌物が狂います。 その結果疲れ易かったり、気力がでなかったり、ストレスに弱かったりしています。
ミネラルの豊富な食材。
●海藻類:ヒジキ、コンブ、ワカメなど
●肉類:レバーなど
●魚介類:するめいか、海老、牡蠣、 貝類、しじみ うなぎ 青魚 など
●種実類、豆類:納豆、アーモンド レーズン いちじく ピスタチオ 玄米 ひまわりの種 かぼちゃの種 など
●野菜類 ほうれん草 ごま 大豆
しっかり自炊しないと、外食ではなかなか摂れません。
レバーがオススメで、家でレバニラ炒めがいいのではと紹介しますが、余り人気無いです。そういう方には、鍋がオススメです。 本当の昆布や鰹節を入れてだしをとり、海老、牡蠣、アサリ、厚揚げ豆腐、がんもどき、ほうれん草、きのこ、骨付きの魚の切り身、練りゴマ、などを基本的に入れて、食べれば味もいいし、ミネラルも多くて安心です。 これにタンパク質は鳥の胸肉の団子とゆで卵、あとは野菜類を沢山入れれば間違いないと思いますよ。 料理も簡単です。 ドンドンいれるだけ。
脳が疲れない、 脳の栄養
脳に必要な栄養は体とずいぶん違います。頭の回転をよくしたり、集中力をあげたり、記憶力を挙げたりします。頭が疲れやすいかどうかにかかわってきます。 実はまだまだ脳に良い栄養素については、現代医学でも研究中だそうです。なので分かっている範囲でかきます。
必要な栄養素は、
DHA ホスファチジルセリン ホスファチジルコリン アスタキサンチン ポリフェノール フラバノール チロシン トリプトファン オメガ3脂肪酸 オメガ9脂肪酸 など、 血流をよくしたり、 神経の伝達を良くしたり、 酸化を防止したりです
食材は
青魚 大豆 卵の黄身 乳製品 鮭、かに えび クルミやアーモンド カカオ 葡萄 アボガドなどです。
普段の料理として、使いやすいのは 青魚・鮭を焼いて食べ、 豆腐を食べ、卵の料理を食べ、味噌汁をのんで おやつにくるみやアーモンドを食べるような感じです。 特に大豆は大量に必要です。常に食べるぐらいがいいかもしれないです。こちらもしっかり自炊しないと外食では難しいです。
精神的に疲れる
精神的な栄養は、体の栄養と脳の栄養が満たされる事が第一条件で、困難なことや、難しいことに、チャレンジすることが一番の栄養です。
いろいろ失敗を繰り返したりしていると、「うまく行かない結果」 「ダメな自分」に「自尊心が傷つき」何もチャレンジする方法も無い時に、大変ストレスがたまり、精神的に弱ります。
また、こういうとき、食物からの栄養も不足しています。偏っているんです。「精神的な疲れ」は栄養面からも大変影響があります。
逆に栄養が充実してくると、体の痛みも無く、だるさも無く、軽やかで、エネルギッシュで、頭が回り、気が利いて、冴えているので、自然とコミニュケーションも楽に出来、毎日がたのしく過ごせるようになり、余裕がでてくると、チャレンジする気力も出ます。そうなってはじめて、精神的に充実するんです。ストレスの反対です。
この仕事をしていて、「体の栄養面」「脳の栄養」が失敗していて、人生が本人が意図しない、駄々下がりになる人を沢山見ました。 そういった人は皆さん、全く、食材からの栄養素を信用していません。
●菓子パンだけで生きている人。
●揚げ物、ステーキ、しか食べない人。
●全く料理しなくて、野菜かソーセージしか食べていない人、
●絶対に肉しか食べない人、
●お酒が主食の人、
●ジュースと甘いものしか食べない人、
インスタントだけとか、おにぎりだけとか、パンだけとか、 パスタだけとか 揚げ物のお弁当だけとか、ご飯にふりかけだけとか、野菜だけとか、お菓子だけとか、飲み物ばかりとか、無理です。カロリーだけです。そんなもので、頭は回転しないし、内臓はしっかり働きません。 内分泌物もおかしくなります。 そりゃ頭の調子が悪くなるし、疲れやすくなるし、気力も出ないし、情緒もおかしくなりますよ。
もちろんまだまだ大事な栄養素はいろいろあります。生の野菜に多く含まれる酵素、 食物繊維、 ビタミン類 血行を良くするもの ホルモンに影響するもの ・・・・。 しかし、そこまで書いても覚えられません。最低限、上記の食材を使いましょう。それにを基盤に、料理をすると、ものすごく大事のところはおさえていますので、とても効率的です。体の変化が現れれば、もっと料理も面白くなります。
人間の体と精神は食事からです。この数年間食べてきたもので、自分の頭も体も出来上がっています。 良い材料で自分を作らないと、調子良い自分でいられません。ここ数年で食べてきた食材の質が、自分自身の質と関係します。 食材と、栄養は、重要です。 ご自愛ください。
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ちょっとマニアックな記事。プロの方とか深く知りたい人向け。
時間が無い人や、余り興味なければ、読まなくても結構です。
多分、参考になると想うこと、つらつら、いろいろ。聞いた話や、経験したこと、なども含めて書きます。
記事にはなりませんが、雑談だと思ってどうぞ。
●毎日にチャレンジして生きることがとても大事です。50代、60代、70代でも新しいことにチャレンジする人生がいいに決まっています。そうなるためには、体も丈夫、頭も柔らかく、物事を知って、自分の得意と不得意も知っている必要があります。 だから、若いうちから、体の栄養、内臓の栄養、頭の栄養、精神の栄養をたくわておくことが大事です。
●こういったことは、生活習慣なので、急には出来ないです。毎日の生活から自分なりのコツをつかむことです。
●自炊も必要です。余程のお金持ち、しかも一生継続するほどじゃなければ、ほぼ必須です。
買い物、いい商品、安い店、お店の場所、買い物の時間、レシピを持つこと、包丁を使えること、なんなら包丁を研げること、調味料を知ること、いろいろ経験する必要があります。 出来ないと一生の健康は危ういです。
●早いとか、安いとか、好きとか、嫌いとか言っている場合ではないです。栄養素の話です。
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