バレエをしていれば皆さんが憧れる甲の出た足。 骨格整体の先生として、どうなっているのか?どうやったら出来るのか? いろいろ考え、試しまして、大体出来るようになっています。
特に小中学生なら、驚くほど出ること多々あります。 大人もだいたいの人はそこそこ出ます。 個人差が大きいです。(偏食、小食、コラーゲン不足などがあると、大人は出にくいです。多分冷え性も関係あると思います。)
目を惹く部分
●歩くだけで綺麗
●ルルベが綺麗に見える
●異次元に見えます。
僕が行うバレエ骨格整体では、ネットに出ているようなバレエ整体とか、バレエのトレーニングなど、一般的な考え方と大いに違います。
骨格をかえるだけで甲が出るようにします。 少々痛かったり、怖かったりしますが、大丈夫です。
僕が行うバレエ骨格整体で甲を出すときの特徴として、
●靭帯を伸ばすストレッチはしません。強く伸ばしたりしません。
●筋トレもしませんし、筋肉に関心ないです。
●骨格を変えることで、一気に上手くなる方法を行います。 ストレートに骨格だけを扱います。
●世界的なダンサーの骨格を理想として、皆さんの骨格をデザイン・カスタムします。
かといって、靭帯を伸ばすことや、筋トレが要らないというわけではないです。
骨格を大いに世界的なバレエダンサーのようにしてから、靭帯をのばしたり、筋肉トレーニングをするとよりスムーズで簡単に効果が出ます。
なので相乗して使うといいと思いますよ。 ただ骨格を動かせると思っていないから、それは違います。骨格を動かすことを取り入れてトレーニングするといいですよ。
結論から言うと、
●甲だしのポイントは 脛骨と腓骨です。 膝下ですね。 特に脛骨が大きく大事です。 皆さん考えたこともないとおもいます。 しかし、皆さんが思っている甲の何割かは脛骨です。
●脛骨と距骨の間を緩やかにのばせるようにします。
●足裏から足根骨を動かします。 出すんです。
●リスフラン関節・ MTP関節をが曲げやすくします。
そのうえで、ご自分のトレーニングとして、足裏を使ったルルベを沢山することだと思います。 甲や脛に重心がかかるようにルルベして、それでいて踵は下げて床を押すようにして、足のアーチに力を入れます。
そうやって普段から使っていると、甲はなお出てくると思います。 施術ではそれが圧倒的にやりやすくなりますので、そのあと、それに沿った筋肉をつけ、関節を滑らかにする必要があります。
一般的には
●普通に足先ををストレッチするように足首とつま先周りをそれぞれ持って力で曲げるように伸ばすことが多いと思います。 靭帯伸ばしです。
バレエあるあるだと思います。
整体の先生として思うことは、それではたいして甲は出ないと思いますよ。 靭帯は延びると思いますが、世界のバレエダンサーがそのようにして出しているとは到底思えません。
きっと違うと思います。 多分コンクールでも勝てないのでは?と思います。 足の骨をバレエダンサー向けに動かす必要があります。
バレエの甲だしの骨格矯正について
大事なのは、脛骨、腓骨のアプローチ と、 足裏からのアプローチだと思います。
第一に
●ほとんどの人は、 膝下の可動域が、あらゆる方向に硬すぎです。
★解決策、 内側にも、外側にも、後ろにも、前にも膝下が動かせるようにします。
第二に
●脛骨・腓骨が、距骨に対して硬すぎ、且つ、前へ動く可動域が無さ過ぎです。
★解決策 脛骨・腓骨をバーンと前に出します。特に内踝を後ろから前に押し出します。 膝よりも足首のほうがまえにでるように前に前に出します。 受けている人にとっては、怖いし痛いですが、大丈夫。 安全で問題無いです。
第三に
●足根骨が硬すぎです。 そもそも、動く気配がありません。
★解決策 足裏から足根骨の 距骨・舟状骨・楔状骨を 後ろから前に動かします。 皆さんが好きな甲が出ます。
第四に
●リスフラン関節・ MTP関節が硬すぎです。
★解決策 足裏からリスフラン関節・ MTP関節を曲げる方向に可動域をつけます。
実際は、これらの施術で、甲を出しやすくなります。 が、そのまま出っぱなしにはしません。 通常は普通の足として戻ります。
甲を出す姿勢や、 甲を出す力が入ると、簡単に出せるようになるということです。
つまり出しやすいということ。 なので、ただぼーっと足を使っているといつまでも出てきません。
足裏を使って、常に床を押すことだったり、 甲に重心を掛けて押し出すようにしたりする必要があります。
なので、施術後の使い方がとても重要です。 施術受けるだけでは、ダメです。施術では、大変出やすくなったということです。 出すのは自分です。
常に足裏のアーチを意識した使い方。 床を押し続ける力。 高いルルベ。 ルルベしているときも足裏アーチにしっかり力を入れること。
などが 大事です。 それができたら、ほんとに甲が出てくると思います。
骨格の矯正だけでは問題解決しません。大きなリーチ・ブレイクスルーするきっかけ・可能性の始まりそういったことができるんです。 骨格が矯正できれば、正しく可動域がつきますので、正しい動きがとても簡単にできます。その勢いに乗って、しっかりレッスンをして、「自分で美しいバレリーナになる」そのガッツが一番大事です。 バレリーナはアスリートだと思います。 バレエ教室でのレッスンと、自宅での練習・研究と熱意が最も大事です。 バレエの先生に指導をもらい、受けたアドバイスは、しっかり克服して、上昇しましょう。 次の課題はまた一緒に考えます。 骨格に関してはきっと何でもできると思います。 皆さんの上達、未来が明るくなることに協力できれば幸いです。