膝が入った脚
骨格整体の先生が考えるバレエ 「膝が入った脚」について
2021年8月05日時点の考え。 またいい考え、理論、技術ができたら追加します。
(考え方は、経験の蓄積と理論の進化により、よりよく変わっていくものです。 きりが無いです。 なので、今の時点での考えで書きます。)
また、骨格整体の分野の見方だけですので、偏りがあります。充分知っています。 他の分野の先生の見方もあると思います。 よりよく出来るようになるなら、それは正解だと思います。 なので、きっとたくさんの正解があるのだと思います。 僕の見方もその一つだと思っています。 誰かの参考になればと思い書いています。 同じ施術家が参考にするなり、バレエ関係の方が参考にするなり、ご自由にされて結構です。
この問題の捉え方、その解決の仕方はまだまだ発見と改善の余地があります。 僕がバレエを知らない部分が多いので、知ると同時に、追加の部分として、後々書き足す可能性が高いです。 消すことは無いと思います。足すだけです。
まだ、早いのに書く理由は、「若い子や、バレエに熱中している方々が、反張膝にすることだけが正解だと信じて、膝蓋骨およびその周辺を後ろに押すことは、辞めたほうがいいと思うから」です。 きっと痛くなります。 また、バレエの激しい動きに膝が耐えられなくなる可能性が高いです。 バレエ人生の寿命が縮むかもしれないです。
栄養が弱いなら、なお早くその時期が来ます。 反張膝にするにしても、タンパク質、ミネラル、ビタミン、コラーゲンを相当量入れることと、関節の隙間を開くケアを相当毎日することは必須だと思いますよ。
それと、そもそも、他に注目するべき大問題があると思います。 その部分を書きたいです。
多分、僕は「バレエで膝の問題を持っている方から相談を受けた」として、7割ぐらいは、反張膝を使わずに問題解決できると思います。 骨盤、仙骨、大腿骨、を徹底的にバレエ向けに改善すれば、相当綺麗なバレエ向けの足に出来ると思います。 きっと僕は最後の最後まで反張膝の技術には頼らないと思います。
やはり、骨格整体の先生は、 本来の骨格、健康な骨格、DNAに設計されたもともとの状態に準じたいです。反張膝にするのは、考え方すら共感できないです。 そんなのが良い訳がない。
それと背中の真ん中(肋骨の下部)の整体をかなり入れれば、重心の取り方が変わり、大腿骨頭と寛骨臼は前に行き、大腿骨の向きが変わり、結果的に膝は入って見えるようになります。 ≪8月10日追加しました≫
そもそも「膝が入る」という言葉ですが、「何に対して」という部分が無いんです。「あいまいな捉え方、話し方」です。
間違いのない、素晴らしい仕事をするとするなら、この「漠然とした問題の捉え方」は、大いに間違っています。
「膝は何に対して、入っているのか?」僕ならそう聞き返します。 対比しているものは何ですか?何に対して入っていると思って聞いていますか? そう聞きます。 多分はっきり答えられる人が少ないと思います。
膝が入ると言っている人の基準点が、
●足首から見ているケース
●大腿骨頭と足首にラインを引いて後ろにあることを言っているケース
●真横にから見て、漠然と 入っているとか入っていないとか判断しているケース
●開脚にして足のラインの曲がり具合を言うケース
などいろいろあります。多分脚の美しさ全体のことをいう時に「膝が入る」と使うように感じます。
しかし、何に対して、入っているかどうかがごちゃまぜなのだと思います。見ている範囲・考えている範囲が狭いから、膝周り周辺だけの話で終わっているのだと思います。 頭の位置、胸の位置、肩甲骨の位置、骨盤上部の位置、骨盤下部の位置、大腿骨の角度、膝蓋骨周辺、足首の位置、 なにより重心のかけ方、どのラインに重心が通るのか?等を考える必要があります。
「美しいかどうか」だけを基準にしたら、論理的な問題の捉え方ができません。要因の仕分け、解決方法の仕分けが進みません。
せめて「どのような条件になったら美しいと感じるのか」だけでも論理的に思考する必要があります。
「美しい理由」を「考えて理解」しましょう。
それと、脚の美しさを追うにあたって、 「膝蓋骨に対しての、 大腿骨頭、その上の寛骨臼や、骨盤の角度について」ほとんどノーマークだと思いますよ。 僕が思うに、膝が入ってると表現される人の画像や、動画をみるにつけ、ほとんどは、「大腿骨頭、寛骨臼」に対して、「膝蓋骨、膝蓋骨周辺」が後ろに入っている状態のことを言うのだと思います。
(ここは大問題で、膝が入っているのか?膝はそのままで、大腿骨周辺が出ているのか? 検証した話は聞かないです。僕が思うに、大腿骨周辺が前に出ているから、膝が入って見えるのだと思います。なので、問題の捉え方が反対です。解決方法も反対です。大腿骨頭、寛骨臼等、骨盤下部だけを前に出します。)
残りは、脛骨・腓骨のつき方です。膝蓋骨に対してどの角度でついてるか?を指摘していると思います。
(足首が膝蓋骨よりも前に出ている特殊な状態。と、膝下(脛骨・腓骨)が外旋してる特殊な状態だと思います。バレエの人達は、この状態に感性が反応していると思います)
つまり、問題は「膝蓋骨・膝蓋骨周辺」に対して
●「大腿骨頭、寛骨臼」の位置の問題 と ●「脛骨、腓骨の位置の問題」
の二点だと思います。 この部分の骨を大きく動かして、その後その位置をキープできるように筋肉やその周りの組織をトレーニングで鍛える必要があると思います。
問題解決の方法を整理してみると、
@大腿骨の角度 「大腿骨頭の位置に対して、膝蓋骨が後ろに入っている」
A膝蓋骨の位置 「膝蓋骨の位置と脛骨との関係」
Bハムストリングスおよび、脚の筋群をしっかり緩めて、また、しっかり筋力をつけること。脛骨の角度
C「膝蓋骨に対して、脛骨・腓骨の足首に近い側が前にせり出している」
この4つはまずあるのかなと思います。 (今後まだ増える可能性はあります。日々考えています)
@大腿骨の角度
これは膝蓋骨に対して、大腿骨がどの角度になっているか?ということです。つまり、大腿骨頭と、寛骨臼が膝蓋骨に対して、どの程度前に出ているか?ということです。骨盤を前に押している強さが大事です。
この考え方は、膝が入っているのではなく、膝の位置はそのままにしていて、「大腿骨頭、寛骨臼を前に前に」出します。 結果的に膝が入っているように見えます。
しかし、決して肋骨や上半身は前に出しません。むしろ若干後ろに下げますので、定位置にあります。
重心もしっかり背骨を通って、足首に落ちるようにします。骨盤の下部である寛骨臼や大腿骨頭だけを前に出すんです。
これは、キチンと施術で完成すると、「とても大きく膝が入っている」と見えると思います。
それでいて、痛くもならないです。一番おススメです。
多分、大半の方は見落としがちな部分です。 是非知ってもらいたいな。
A膝蓋骨の位置
これは膝蓋骨のコントロールです。細かい話ですが、膝蓋骨をしっかり上に引き上げて高い位置で引っ込めておくことです。
Bハムストリングス、および足の筋群をしっかり緩めて、また、強く鍛える必要があります。理想の形で力がしっかり入るようにトレーニングは必要だと思います。 また、整体の話になりますが、骨盤、腰椎、等相当しかりカイロプラクティックの技術を使って、整えます。 神経の働きを最大限に高めて、関節の可動域も相当高くします。 そうするだけで、しっかり足が延ばせます。
C脛骨の角度
これは半分は、反張膝のことです。 残り半分は、反張膝だけでなく、脛骨と腓骨を、アンディオール側に回転した位置につけなおすことです
これは一般の人には到底思いつかないし、出来ないと思います。 僕はできますが、僕も相当苦労します。 痛みが多少出ると思いますよ。それでもだんだん膝下だけの外旋は出来ると思います。 全然安全とは思えないです。 しかし、プロのバレエダンサーは外旋しているケースを多々見ます。 施術で、 感触は多々ありますし、時々しています。 ただ、健康や医学的な側面から見て、いいかどうかわからないので、気が進まないだけです。
僕は膝下の脛骨・腓骨のそれぞれを、自在に動かします。健康や医学の点からみると気がすすみません。 安全と安心は保証できません。 あまり無理言わないでください。 痛くなって当然だと思います。 きっと炎症します。それでもやりたい場合は、文句クレームを言わない前提で聞いてください。するかもしれないし、しないかもしれません。だれにでも出来るとは思いません。 僕がやる気になるかどうかもあります。 やらないときはやりません。 その時に判断します。
ある程度バレエが目指す美しい基準がありますので、@〜Bまでを終わらせたのちに、膝下を動かすといいと思います。 しかし、あまり動かすと、痛みが出る可能性は多分にあります。 割とリスキーです。 ゆっくりちょっとづつがいいですよ。
●「しゃちほこ」ストレッチ&運動。 うつ伏せになって、 太ももおよび足を何かの台に乗せて、20cm〜50センチほど持ち上げる。 「しゃちほこ」状態になる。 そのままリラックスして、仙骨の柔軟性と、腰椎の柔軟性と、腹部の柔軟性をつける。 足の前側を伸ばす。 イメージは名古屋の 「しゃちほこ」状態です。
●次に、しゃちほこのまま、うつぶせで、底辺にしたところを、ちょっとずらす。おへその下から、5センチぐらい下の下腹部にする。その次はもう5センチ下の所辺りにする。 いろんなところを伸ばす。
●「しゃちほこ」状態のまま、腰およびお腹を上げ下げする。次に、片足づつ上にあげる運動をする。 筋力と柔軟性を高める。
この運動は、人によって、ものすごく差があります。 らくらくできる人もいれば、 カチンコチンで、しゃちほこ状態すらできない人もちらほらいます。
●もう一つは、ヨガホイールを使って、ブリッジです。正座して、足の間にヨガホイール入れて、お尻に当てて、そのまま後ろに倒れて、ブリッジです。細かく場所を変えて、いろいろな角度のブリッジです。 カンブレにとてもいいですよ。 是非毎日するといいです。
★ヨガホイールが一番おススメです。 正座から、お尻の下にヨガホイールを入れて、そのままブリッジをおススメです。
腰椎の柔軟性、足の前の筋肉群を伸ばすこと、仙骨に柔軟性を付けることなどとてもいいです。
ヨガホイールで動画検索してみて下さい。 素晴らしい先生たちがいろいろな使い方を出しています。どれもおススメです。
簡単で、いつでもできます。 テンションが低い日でも、出来ます。 これができなくて、 ブレない軸足が出来るとは思えないです。 頑張りましょう。
施術では、もっと下の、大腿骨頭辺りまで、柔軟性を付けるような施術をします。 自分でも、しゃちほこ状態から、大腿骨頭裏を押すような工夫ができるといいけど、ちょっとガッツが必要ですね。 挑戦してみてください。 間違いなど無いです。 どれも正解。 柔軟性ですから。
2021年8月05日時点の考え。 またいい考え、理論、技術ができたら追加します。
(考え方は、経験の蓄積と理論の進化により、よりよく変わっていくものです。 きりが無いです。 なので、今の時点での考えで書きます。)
また、骨格整体の分野の見方だけですので、偏りがあります。充分知っています。 他の分野の先生の見方もあると思います。 よりよく出来るようになるなら、それは正解だと思います。 なので、きっとたくさんの正解があるのだと思います。 僕の見方もその一つだと思っています。 誰かの参考になればと思い書いています。 同じ施術家が参考にするなり、バレエ関係の方が参考にするなり、ご自由にされて結構です。
書く理由
この問題の捉え方、その解決の仕方はまだまだ発見と改善の余地があります。 僕がバレエを知らない部分が多いので、知ると同時に、追加の部分として、後々書き足す可能性が高いです。 消すことは無いと思います。足すだけです。
まだ、早いのに書く理由は、「若い子や、バレエに熱中している方々が、反張膝にすることだけが正解だと信じて、膝蓋骨およびその周辺を後ろに押すことは、辞めたほうがいいと思うから」です。 きっと痛くなります。 また、バレエの激しい動きに膝が耐えられなくなる可能性が高いです。 バレエ人生の寿命が縮むかもしれないです。
栄養が弱いなら、なお早くその時期が来ます。 反張膝にするにしても、タンパク質、ミネラル、ビタミン、コラーゲンを相当量入れることと、関節の隙間を開くケアを相当毎日することは必須だと思いますよ。
それと、そもそも、他に注目するべき大問題があると思います。 その部分を書きたいです。
整体の先生として
多分、僕は「バレエで膝の問題を持っている方から相談を受けた」として、7割ぐらいは、反張膝を使わずに問題解決できると思います。 骨盤、仙骨、大腿骨、を徹底的にバレエ向けに改善すれば、相当綺麗なバレエ向けの足に出来ると思います。 きっと僕は最後の最後まで反張膝の技術には頼らないと思います。
やはり、骨格整体の先生は、 本来の骨格、健康な骨格、DNAに設計されたもともとの状態に準じたいです。反張膝にするのは、考え方すら共感できないです。 そんなのが良い訳がない。
それと背中の真ん中(肋骨の下部)の整体をかなり入れれば、重心の取り方が変わり、大腿骨頭と寛骨臼は前に行き、大腿骨の向きが変わり、結果的に膝は入って見えるようになります。 ≪8月10日追加しました≫
「膝は何に対して、入っているのか?」
そもそも「膝が入る」という言葉ですが、「何に対して」という部分が無いんです。「あいまいな捉え方、話し方」です。
間違いのない、素晴らしい仕事をするとするなら、この「漠然とした問題の捉え方」は、大いに間違っています。
「膝は何に対して、入っているのか?」僕ならそう聞き返します。 対比しているものは何ですか?何に対して入っていると思って聞いていますか? そう聞きます。 多分はっきり答えられる人が少ないと思います。
膝が入ると言っている人の基準点が、
●足首から見ているケース
●大腿骨頭と足首にラインを引いて後ろにあることを言っているケース
●真横にから見て、漠然と 入っているとか入っていないとか判断しているケース
●開脚にして足のラインの曲がり具合を言うケース
などいろいろあります。多分脚の美しさ全体のことをいう時に「膝が入る」と使うように感じます。
しかし、何に対して、入っているかどうかがごちゃまぜなのだと思います。見ている範囲・考えている範囲が狭いから、膝周り周辺だけの話で終わっているのだと思います。 頭の位置、胸の位置、肩甲骨の位置、骨盤上部の位置、骨盤下部の位置、大腿骨の角度、膝蓋骨周辺、足首の位置、 なにより重心のかけ方、どのラインに重心が通るのか?等を考える必要があります。
「美しいかどうか」だけを基準にしたら、論理的な問題の捉え方ができません。要因の仕分け、解決方法の仕分けが進みません。
せめて「どのような条件になったら美しいと感じるのか」だけでも論理的に思考する必要があります。
「美しい理由」を「考えて理解」しましょう。
それと、脚の美しさを追うにあたって、 「膝蓋骨に対しての、 大腿骨頭、その上の寛骨臼や、骨盤の角度について」ほとんどノーマークだと思いますよ。 僕が思うに、膝が入ってると表現される人の画像や、動画をみるにつけ、ほとんどは、「大腿骨頭、寛骨臼」に対して、「膝蓋骨、膝蓋骨周辺」が後ろに入っている状態のことを言うのだと思います。
(ここは大問題で、膝が入っているのか?膝はそのままで、大腿骨周辺が出ているのか? 検証した話は聞かないです。僕が思うに、大腿骨周辺が前に出ているから、膝が入って見えるのだと思います。なので、問題の捉え方が反対です。解決方法も反対です。大腿骨頭、寛骨臼等、骨盤下部だけを前に出します。)
残りは、脛骨・腓骨のつき方です。膝蓋骨に対してどの角度でついてるか?を指摘していると思います。
(足首が膝蓋骨よりも前に出ている特殊な状態。と、膝下(脛骨・腓骨)が外旋してる特殊な状態だと思います。バレエの人達は、この状態に感性が反応していると思います)
つまり、問題は「膝蓋骨・膝蓋骨周辺」に対して
●「大腿骨頭、寛骨臼」の位置の問題 と ●「脛骨、腓骨の位置の問題」
の二点だと思います。 この部分の骨を大きく動かして、その後その位置をキープできるように筋肉やその周りの組織をトレーニングで鍛える必要があると思います。
骨格整体の先生なりに整理してみると
問題解決の方法を整理してみると、
@大腿骨の角度 「大腿骨頭の位置に対して、膝蓋骨が後ろに入っている」
A膝蓋骨の位置 「膝蓋骨の位置と脛骨との関係」
Bハムストリングスおよび、脚の筋群をしっかり緩めて、また、しっかり筋力をつけること。脛骨の角度
C「膝蓋骨に対して、脛骨・腓骨の足首に近い側が前にせり出している」
この4つはまずあるのかなと思います。 (今後まだ増える可能性はあります。日々考えています)
下記は後日の追加です
肋骨の下部の角度もありましたね。肋骨下部の付き方、動かし方で大きな違いがあります。 骨盤より大事かも。ザハロワ様を間近で見て気が付きました。 ≪8月10日追加しました≫
肋骨の下部の角度もありましたね。肋骨下部の付き方、動かし方で大きな違いがあります。 骨盤より大事かも。ザハロワ様を間近で見て気が付きました。 ≪8月10日追加しました≫
@大腿骨の角度
これは膝蓋骨に対して、大腿骨がどの角度になっているか?ということです。つまり、大腿骨頭と、寛骨臼が膝蓋骨に対して、どの程度前に出ているか?ということです。骨盤を前に押している強さが大事です。
この考え方は、膝が入っているのではなく、膝の位置はそのままにしていて、「大腿骨頭、寛骨臼を前に前に」出します。 結果的に膝が入っているように見えます。
しかし、決して肋骨や上半身は前に出しません。むしろ若干後ろに下げますので、定位置にあります。
重心もしっかり背骨を通って、足首に落ちるようにします。骨盤の下部である寛骨臼や大腿骨頭だけを前に出すんです。
これは、キチンと施術で完成すると、「とても大きく膝が入っている」と見えると思います。
それでいて、痛くもならないです。一番おススメです。
多分、大半の方は見落としがちな部分です。 是非知ってもらいたいな。
A膝蓋骨の位置
これは膝蓋骨のコントロールです。細かい話ですが、膝蓋骨をしっかり上に引き上げて高い位置で引っ込めておくことです。
Bハムストリングス、および足の筋群をしっかり緩めて、また、強く鍛える必要があります。理想の形で力がしっかり入るようにトレーニングは必要だと思います。 また、整体の話になりますが、骨盤、腰椎、等相当しかりカイロプラクティックの技術を使って、整えます。 神経の働きを最大限に高めて、関節の可動域も相当高くします。 そうするだけで、しっかり足が延ばせます。
C脛骨の角度
これは半分は、反張膝のことです。 残り半分は、反張膝だけでなく、脛骨と腓骨を、アンディオール側に回転した位置につけなおすことです
これは一般の人には到底思いつかないし、出来ないと思います。 僕はできますが、僕も相当苦労します。 痛みが多少出ると思いますよ。それでもだんだん膝下だけの外旋は出来ると思います。 全然安全とは思えないです。 しかし、プロのバレエダンサーは外旋しているケースを多々見ます。 施術で、 感触は多々ありますし、時々しています。 ただ、健康や医学的な側面から見て、いいかどうかわからないので、気が進まないだけです。
僕は膝下の脛骨・腓骨のそれぞれを、自在に動かします。健康や医学の点からみると気がすすみません。 安全と安心は保証できません。 あまり無理言わないでください。 痛くなって当然だと思います。 きっと炎症します。それでもやりたい場合は、文句クレームを言わない前提で聞いてください。するかもしれないし、しないかもしれません。だれにでも出来るとは思いません。 僕がやる気になるかどうかもあります。 やらないときはやりません。 その時に判断します。
ある程度バレエが目指す美しい基準がありますので、@〜Bまでを終わらせたのちに、膝下を動かすといいと思います。 しかし、あまり動かすと、痛みが出る可能性は多分にあります。 割とリスキーです。 ゆっくりちょっとづつがいいですよ。
改善策の一例としては
●「しゃちほこ」ストレッチ&運動。 うつ伏せになって、 太ももおよび足を何かの台に乗せて、20cm〜50センチほど持ち上げる。 「しゃちほこ」状態になる。 そのままリラックスして、仙骨の柔軟性と、腰椎の柔軟性と、腹部の柔軟性をつける。 足の前側を伸ばす。 イメージは名古屋の 「しゃちほこ」状態です。
●次に、しゃちほこのまま、うつぶせで、底辺にしたところを、ちょっとずらす。おへその下から、5センチぐらい下の下腹部にする。その次はもう5センチ下の所辺りにする。 いろんなところを伸ばす。
●「しゃちほこ」状態のまま、腰およびお腹を上げ下げする。次に、片足づつ上にあげる運動をする。 筋力と柔軟性を高める。
この運動は、人によって、ものすごく差があります。 らくらくできる人もいれば、 カチンコチンで、しゃちほこ状態すらできない人もちらほらいます。
●もう一つは、ヨガホイールを使って、ブリッジです。正座して、足の間にヨガホイール入れて、お尻に当てて、そのまま後ろに倒れて、ブリッジです。細かく場所を変えて、いろいろな角度のブリッジです。 カンブレにとてもいいですよ。 是非毎日するといいです。
★ヨガホイールが一番おススメです。 正座から、お尻の下にヨガホイールを入れて、そのままブリッジをおススメです。
腰椎の柔軟性、足の前の筋肉群を伸ばすこと、仙骨に柔軟性を付けることなどとてもいいです。
ヨガホイールで動画検索してみて下さい。 素晴らしい先生たちがいろいろな使い方を出しています。どれもおススメです。
簡単で、いつでもできます。 テンションが低い日でも、出来ます。 これができなくて、 ブレない軸足が出来るとは思えないです。 頑張りましょう。
施術では、もっと下の、大腿骨頭辺りまで、柔軟性を付けるような施術をします。 自分でも、しゃちほこ状態から、大腿骨頭裏を押すような工夫ができるといいけど、ちょっとガッツが必要ですね。 挑戦してみてください。 間違いなど無いです。 どれも正解。 柔軟性ですから。