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肋骨の下を押す。



肋骨の下を押すこと。



あまり文字で見たり、話しで聞いたことないですが、骨格整体の先生としては、バレエにとって大事なことだと思います。

「肋骨の下部を自分で押すように力を入れて立つ事」
これを下記では縮めて「肋骨の下部を押す」と言っています。

ザハロワ様のバレエを間近でみて、気が付きました。 「なんでこんなに綺麗なのだろう?重心はどのようにとっているのだろう?」


そう思って、立っている姿を、横から見て、環椎から足首までにラインを引いて、そのラインを通過するものを確認してみました。驚くことに、背中がラインを通りません。 背中は全部前に行っています。  骨盤もほとんど前に行っています。 唯一仙骨がちょっと通るぐらいでした。そもそもお尻は小さく、お尻のほとんどは前に行っています。  驚き。


その後、動いているときもずっとラインを見ていましたが、崩れませんでした。
それで気が付きました。

「肋骨の下部を押しているんだな」と思いました。
お尻の下を押している感じは全くしなかったです。 もうすでに最大限お尻の下部は前に入っていました。楽に立っているようで、最大限前に入っています。あれ以上前にはいかないですね。  自然体で、楽に立って、笑顔で、普通に立っていても、お尻は下部も上部もしっかり前に入っていました。 


肋骨の上部1番〜4番 ぐらいから  肋骨の下部8〜10番ぐらいでつくる角度が、一般人と全く違います。肋骨全体のラインが違います。  下部が前に出る形で、斜めになっているんです。 だからデコルテがとても綺麗。  結果的に、横隔膜のところが、一番前になって、両手両足が、四方に流れるように動く感じです。

それでいて、肋骨は固まっているわけではなく、後ろにも動く可動性があり、柔軟です。柔軟だけど、普通に力抜いて経っていても、肋骨が斜めです。

そして、
肋骨の下から、股関節まではほとんどまっすぐ落ちるように、自然なラインがあるだけでした。

他に見たことないラインでした。


胸を張っているのと違います。
胸骨を前に出しているのとも違います。

その特徴は、 「肋骨の下部を押す」  だと思います。







何が変わるのか?



●結果的に、胸が出る。
●胸が上を向く。
●骨盤の上部も、骨盤の下部もそのまま水平に前にでる。
●軽くお尻の下を押すことになる。
●胸から股関節までが前に出る。

ここまでで、前への重心がとても強くなる。充分前に重心ができます。
だからこそ、
●首を前に出すことも無く
●肩は下がり
●膝が入って見える

ということがおこるのだと思いました。

どれもいいことづくめです。

特に


特に、パッセ、 ピルエットなど、軸を強く必要とする場面ではとても違いがあります。
是非、上手くいかないで悩んでいる人は、まず最初の段階で、「肋骨の下部を押す」ことをしてから、一連の動作をしてみてください。
きっと良くなると思います。


まだ検証していませんが、 きっと1番2番4番5番など各ポジションでも違いがあると思います。




それを聞くことは少ないかもしれないし、他の言葉になっているかもしれませんが、
肋骨の下部を常に前に押し出すようにしてみて、自分でいいと思ったらバレエの最中は使うといいと思います。

ザハロワ様のラインに近づきます。  綺麗ですよ。




もちろん施術では



肋骨下部をしっかり入れます。 そもそも、 肋骨の形を買える計画をたてて施術します。
● 肋骨が後ろに膨らんでいるなどあり得ないです。
● 押して硬いもあり得ないです。
● 肋骨の柔軟性、 骨盤を前に入れること、  いろいろ考えます。

●重心がかわることが目的です。   変わるまですると思いますよ。

●肋骨の下部が前に入って、骨盤の上部も、骨盤の下部も、前に入って、 肩が降りて、 膝が入るようにします。

60代でも、それほど難しくないです。
40代以下なら、なおやりやすいです。

年齢を気にせずどうぞ。