首がつかれやすい 本当の理由 2つの要因
首が痛い本当の理由は、
二つの要因の複合型だと思います。
●一つの要因は、首に関わる無数の「筋肉群の過緊張」です。緩まなくなっています。 近い状態は寝違いの軽い時です。 首が痛み始めて、最初の頃はこの筋肉の問題です。 この過緊張が寝ても起きても、変わらず「鎖骨と頚椎や後頭骨」「肩甲骨と頚椎や後頭骨」を引っ張り続けています。
●もう一つの要因は、「関節の硬さ」です。特に頚椎の上部。 他頚椎と、鎖骨と、肩甲骨、後頭骨、肋骨の形がおかしくなってかつ、固まってきていることです。 長期的になってくると、筋肉の問題が、関節の問題に移行してきます。 それが持続的なもう一度、首の筋肉の過緊張を起こす要因となります。
時には肩の痛みも伴うと思います。上記の二つがお互いに要因になり、結果になり、無限ループの首の痛みをつくります。
だから、
首は揉んでもきっと何も改善しないと思いますよ。揉んで良くなるのは、運動選手のように、乳酸が溜まるような運動をした時だと思います。現代人は、首の筋肉を使いすぎたわけではなく、筋肉に柔軟さが無くなったり、関節が固まったりした結果だから、軽く引っ張ることや動かすことが整う条件です。
実際、２０００年以降大変増えました
首の痛み、 首の重さ、 ここ15年〜20年ぐらいで、特に増えました。 （その前まではほとんど無い症状でした。問診とっていても、記入していただいたカルテみても首だけの症状で来るのは珍しかったんです。せいぜい寝違いだけでした。）
２０００年以降首の症状が増えた主な理由は、パソコンとスマホです。下を向いて、画面をずっと見続けて、筋肉も関節も動かさないからです。
適度に休んで、ちょっと立って歩く用事をはさんだり、画面の位置を変えて見たりすると効果的です。 あと、手にオモリを持って、グルグル回すことも効果的です。肩甲骨を動かす運動はもっと効果的です。
ストレスによる過緊張も増えました。
一人にかかる責任も増え、ストレス性の緊張が高まりました だいたい仕事関係なのですが、 どの仕事場も人間を減らして、パソコン関連を強化しているので、突発的な大きなしごとがあったときに、関わる人間が少なくて、責任が重くのしかかるんです。 ずっと以前は、人間がたくさんいて、前例に沿って、真似してやっていればよかったのですが、そんなことは過去の話です。 法律も厳しくなっていますし。
実際の施術では、
筋肉やリンパに対して
首周りのリンパマッサージや、頭部のリンパマッサージを行います。首周りの筋肉の緊張を緩ませます。それと首の筋肉にストレッチを加えます。程よく伸ばします。
関節に対して
首の極軽い牽引も効果的です。頚椎をゆっくりと、安全な範囲で、一椎骨一椎骨ごとに動かすことも大変効果的です。後頭骨・頚椎・鎖骨・肩甲骨・肋骨などの関節の動きを正常につけることがとても効果的です。
結果として
あっという間に快適になります。頭の中もすっきりして、首も回り、肩も開いて、呼吸もしやすくなります。施術で改善するのは比較的簡単です。
自宅でできるとしたら
●首や頭を緩めるように長いお風呂も効果的です。 緊張が緩みます。血流も良くなります。
●長いタオルを使って、ゆっくりと首を伸ばすことも効果的です。牽引の要領です。
●交感神経が優位に立ちすぎているので、少し落ち着いたら、空が広く、緑豊かな、景色のいいところを半日歩くことも大変いいです。 副交感神経が働きます
緊張と責任のおおい、現代風な生活様式の結果の症状だと思います。
この症状で気になる人は、辛いでしょうから、近々どうぞ。 来て後悔しません。 首の両横の筋肉が棒のようになっていると思います。 柔らかく柔軟性のある首でお帰りいただき、笑みが自然と出ると思います。
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