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疲労について

 

一般的な疲労について
通常、疲労を感じた時には、栄養と休養をとれば、回復します。 精神的なストレスからも開放された状態で、 栄養価の高いものをしっかりとって、軽い全員運動や、森林浴・海や川などで気分転換をして、睡眠をしっかりとれば、エネルギーがでてきて、元気、やる気が出るわけです。一般的な疲労回復方法です。

 

 

 

「慢性疲労」「蓄積疲労」
それよりもう少し重度の場合「慢性疲労」「蓄積疲労」という状態があります。

 

現代人で、多忙の方の大半はこの状態だと思います。要因は
●何かしら病気・疾患がある
●食事・栄養に偏りがある
●全身運動をする習慣がない。体の使い方に偏りがある
●睡眠の量と質が確保できない
●継続的なストレスがある
など。またそれを改善するエネルギーも、時間も、予定も無い。生活スタイルの変更が出来ない。それによって将来が暗い。明るい未来を感じられない。そうなると、絶望的に疲れます。しかし、まだこの段階では、転勤や転職など生活スタイルを強制的に変えること、壊すことで、一気に回復することがよくあります。がんじがらめから開放されて、少々何かを断舎利すると、将来が明るくなり、ゆっくりと良い食事が出来て、ゆっくりと良い睡眠がとれて、ストレスから開放されて、エネルギーがでてきて、元気、やる気が出ます。
まれに
●何かしら病気や疾患がある場合、本人が気がついていないことがあります。
脳や神経細胞の損傷、各種アレルギー、お酒などの中毒、うつ病、統合失調症、適応障害、睡眠障害、免疫疾患、関節疾患、甲状腺疾患、更年期障害、その他いろいろあります。それらを自分で判断するのは至難の業です。一度病院で調べて、何も異常ないことをもって、体質改善に取り組むといいと思います。

慢性疲労症候群

しかし、こういった一般的な回復方法をしても回復しない場合があります。いくら栄養を摂取しても、睡眠をしっかりとっても、回復しない疲労です。それが、「慢性疲労症候群」です。うつ病とよく似ています。「慢性疲労症候群」の原因は医学でも、よくわかっていません。

 

いろいろな要因があるようです。

 

●内分泌物・自律神経の異常
・ホルモン低下
・免疫機能障害 
・極度の低血圧
など

 

●精神的な原因
・長期的、且つ強いストレス

 

●栄養不足
・長期的な 栄養不足

 

 

 

僕は、この仕事をしていて、極たまに「慢性疲労症候群だろうなあ」という方に、お会いします。  極度の疲労感と、回復しない毎日と、ほとんどの人に律儀で義務感が強い性格だと感じました。もうとっくにへとへとで、寝込んでもおかしくないのですが、精神的な力で、ずっとその状態を継続し続けます。その状態をみていて、副腎が弱っているのだろうなと思います。おそらく「慢性疲労症候群」は「副腎疲労」の結果だと思います。

副腎の本来の働き

副腎は、部位の名称として、副腎皮質と副腎髄質とに分かれます。
役割は、エネルギー代謝、血糖調整など生命維持に関して様々あります。これらの役割を実行するため各臓器へ指示を出すのですが、 この指示を出す手段として、副腎が作り出す副腎皮質ホルモン・副腎髄質ホルモンを利用しています

 

 

 

副腎皮質で作られるホルモン。

 

●鉱質コルチコイド
腎臓に作用してナトリウムイオンの再吸収を促進する働きがある.アルドステロンが代表的な物質.  

 

●糖質コルチコイド
グルココルチコイド (glucocorticoid) とも言われる。主にコルチゾール
・ストレスからカラダを守るなどの機能があります
・血糖値を上げる ・ 血圧を高める
・エネルギーを生みだす(血糖値を上げる結果として)
・精神的・肉体的なストレスに対抗する
・炎症・アレルギーを抑える

 

●性ホルモン (・アンドロゲン ・エストロゲン ・プロゲステロン)

 

 

副腎髄質で作られるホルモン

 

●アドレナリン、
危機、不安、恐怖、怒りの感情によって分泌され血糖値を上昇させたり、心拍数や血圧を上げて血流を良くしたり、 痛覚を麻痺させるなどです。 これらストレスに対抗・反応できる身体状態を作り出すホルモンです。

 

●ノルアドレナリン、
アドレナリンが各臓器に対して働きかけるのに対して、 ノルアドレナリンはセロトニンなどと同様、神経伝達物質として脳で作用します。具体的には、上記ストレスに対抗できるよう、集中力、判断力、やる気、緊張などを高めます。そのため、ノルアドレナリンの分泌量が低下すると、無気力、無関心、うつ病などの症状を引き起こします。 うつ病の治療薬として、ノルアドレナリンの量を増やす。抗うつ剤が利用されるのはこのためです。

 

●ドーパミンを算出する働き
ドーパミンは神経伝達物質で、生合成系の最終産物がアドレナリンであり、ノルアドレナリンはその前駆物質である。また、ノルアドレナリンの前駆物質がドーパミンです。簡単に言うと、「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連する」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。

 

副腎は様々なホルモンを分泌し、ホルモンを通じて身体の各器官に命令を出しますが、長期的な副腎の活動や、免疫疾患などで、 副腎が疲弊し機能が低下すると、このホルモン分泌に弊害が起こり、 倦怠感や無気力感などの疲労症状が出ます。

副腎疲労の結果起こる症状と特徴は下記です

●疲労
●体力減少
●無気力・無関心
●ベッドから起き上がれない
●集中できない
●正確な思考の困難
●体重減少(増加)
●脂肪増加、筋肉減少
●低血圧(高血圧)
●むくみ
●眠れない
●眠ってもすぐに目が覚める
●体の痛み(関節、背中など)
●震え、動悸
●抜毛
●塩分を好む

●コーヒーを好む
●甘いものを好む
●脂肪分を好む

 

 

副腎疲労は、おおまかには次のように推移していきます

第1段階 コルチゾールが過剰に分泌される
 ストレスを感じるものの、やる気を動員すれば仕事などに立ち向かっていける状態。コルチゾールの分泌量は増えているため、副腎には知らず知らずのうちに負担がかかっています。副腎でコルチゾールを増産していくと、共通の材料であるコレステロールから作られる男性ホルモン(テストステロン)が減少し、男女ともに性欲が減退していきます。感情の浮き沈みが激しくなったり、不眠気味になったりします。女性の場合は、テストステロンから生成される女性ホルモン(エストロゲン)も減少することがわかっています。そのため、30代、40代でも更年期のような不定愁訴(イライラ、うつうつ、ほてり、冷えなど)が現れます。

 

第2段階 コルチゾールが徐々に分泌されにくくなる
 副腎のオーバーワークによりコルチゾールを産生する能力が低下すると、やる気や集中力が低下し、さらにストレスを 感じやすくなる悪循環が始まります。

 

第3段階 コルチゾールがほとんど分泌されなくなる
 副腎疲労の状態になります。突発的に倒れる、起き上がる ことができなくなる、強いめまいが起こる、うつ病のような 状態になるなど、社会生活が困難な状態に。 本来、コルチゾールは起床時に最も多く作られますが、 分泌が低下するために朝起きられず、やる気のスイッチも入らなくなってしまいます。

 

 

 

コルチゾール

 

副腎疲労について、副腎ホルモンの中でも最も重要なものは、糖質コルチコイドの一種「コルチゾール」です。通常、副腎疲労とは、コルチゾールの分泌が低下した状態のことを指します。
●糖質コルチコイド[コルチゾール)にはタンパク質異化・免疫抑制・抗炎症作用があります。 ?危機的状況になった時、脳をフル回転させ過去の経験や持っている知識の中からどうすればその危険な状況から無事に生還出来るかを短時間で探ります。また、その結果はじき出された結論に身体が動いてくれる状態でなければなりません。つまりストレスが振りかかった時は、脳をはじめ身体を動かすためにエネルギーが必要になります。その働きをするのがコルチゾールです。

 

現代は、対人関係のみならず、痛みや過労、気温気圧の変化、化学物質などは同様にストレスになります。たとえ目に見えないストレスでも立ち向かうにはエネルギーが必要なのです。そのエネルギーを作りだすためのホルモンが糖質コルチコイドで(コルチゾール)あり、これを作っているのが、この副腎なのです。ステロイドという薬は、人体で作られるステロイドホルモンを化学的に精製して薬にしたものです。そのステロイドホルモンの一つがこの糖質コルチコイドなのです。そう言われると抗炎症作用と繋がりますよね。身体に炎症(痛みなど)が起こるとストレスと戦えなくなってしまいます。そうならないように炎症を抑える働きをこのホルモンがしてくれます。 そして糖質コルチコイド(コルチゾール)は炎症作用を抑えると同時に炎症部位に白血球が侵入するのを防ぐ働きもするため免疫反応を抑制する働きもします。アトピーやアレルギーは炎症と過剰な免疫反応なので抗炎症と免疫反応抑制作用があるステロイド剤がよく効くのです。ストレス発生時には、これに副腎髄質ホルモンであるアドレナリンも分泌され、そのストレスに立ち向かうにせよ、逃げるにせよ、身体を全力で動かせるようにしているのです。

 

ストレスと自律神経

ストレスの元々の語源は、工業用から来ているのですが、物質にある負荷がかかった状態の時を、ストレスを受けているといった表現をしたりします。人間にストレスを用いる場合は、「危険回避の機能」と考えると良いと思います。
自分の身に危険が迫った時というのは、
・いかにしてその状況から逃げるか?
・その状態の真っ向から立ち向かうか?   の2点だと思います。
このような状況に直面した時は、自律神経が交感神経寄りになり、血液の流れが変わります。内臓に回っていた血液が、脳に回って頭の回転を早くして、より情報処理を早く出来るようにします。 また、脳以外にも手足に血液が回るようになり、素早く動ける状態に切り替わったりします。こうして体の状態が、その自分の身を回るためのモードに切り替わります。自宅に居る時や、リラックスとは違います。 戦闘態勢です。 特別な状態です。そして、このモードの切り替えをやっているのが、「アドレナリン」や「ステロイド」になるのです。身の危険が迫ると、副腎が働きはじめて、体中に「アドレナリン」や「ステロイドホルモン」を放出します。現在は、なにかとストレスが多い社会です。会社の仕事にしても、家での育児・家事など、やることは多くありますが、近年の不景気によって、見えない不安を抱えながら、生きている方も多いですね。人間がストレスを受けると、自律神経が交感神経に切り替わり、副腎もフル稼働することは、上記の説明しました。そのストレスがひっきりなしに襲ってくる状況になると常に副腎はフル稼働し、その分、血液は脳や手足などには回るようになるのですが、内臓には回りにくくなるので、内臓の機能が充分に発揮出来なくなります。内臓に血液が回らないと、胃腸の消化吸収も悪くなり、免疫もその力を十分に発揮できません。胃腸などの働きが悪くなって、免疫も低下すれば、細菌やウィルスなどへの抵抗力が落ちます。現在は交感神経優位の状態が多いです。常に戦闘態勢という意味です。結果、健康が失われつつあります。

副腎疲労の回復方法

・ストレスからの回避 物理的にも、精神的にも遠ざける。転地療養など有効。
・ビタミンB1 B2 B3 B5 B6 B12を各50mg〜100mgを毎日補給する
・ビタミンC1000mg〜3000mgを毎日補給する
・マグネシウム400mg〜600mgを毎日補給する
・ビタミンE 200IU(133mg)〜400IU(267mg)を毎日補給する
・コエンザイムQ10(CoQ10)」300〜600mgを毎日補給する
・「αリポ酸」150〜300mgを毎日補給する
・軽い全身運動を週に2回ほどする
・タバコ、コーヒーを控える
・質、量ともに良い睡眠を得られるようにする。